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ふしぎな岩(小学館の名作文芸朗読)
- 小学館
- ナレーター: 日高 まお
- 再生時間: 14 分
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著者: 林 芙美子
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ウィリアム・ワイマーク・ジェイコブズ(1863 - 1943)イギリス・ロンドン生まれの小説家、劇作家。他にも「徴税所」「人殺し」等の恐怖小説が有名、江戸川乱歩が海外の怪奇小説をまとめたアンソロジー「怪談入門」にもこの『猿の手』が選ばれている。
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寛文五年の秋のある日、徳川光圀の元へ、士官を頼むために訪れた五百旗五郎兵衛という浪人がいた。執事の鈴木主税が応対し、銀子を渡して帰そうとしたが、ひどく落胆した五郎兵衛は庭を借りることを願い、そこで腹を切った。五郎兵衛が士官を頼む際に、己の技芸を申し立てず、自分に八つの子があり、その子と共にお役に立ちたい所存だと言っていたことを聞いた光圀は、自身の不明を悟り、五郎兵衛の遺族を探すが、見つからなかった。
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1903~67年。小説家。山梨の生まれ。本名・清水三十六(さとむ)。名は生まれ年からつけられ、筆名は東京で徒弟として住み込ん
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あらすじ・解説
夜になるとそっと動きだすというとんび岩。真夜中に山小屋の飼い犬タローがやって来て、谷底に向かって吠え始めたので、とんび岩は思わず声をかけた。人間のように自由に行きたいところに行きたいと言うタローに、とんび岩も人間のいる谷間に行ってみたいと思う。ある夜、ついに山から転がり落ちたとんび岩だったが、山の上が心から懐かしく、来る日も来る日も朝から晩まで神さまに祈り続けた。