ふしぎな岩(小学館の名作文芸朗読)
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ナレーター:
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日高 まお
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著者:
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林 芙美子
このコンテンツについて
夜になるとそっと動きだすというとんび岩。真夜中に山小屋の飼い犬タローがやって来て、谷底に向かって吠え始めたので、とんび岩は思わず声をかけた。人間のように自由に行きたいところに行きたいと言うタローに、とんび岩も人間のいる谷間に行ってみたいと思う。ある夜、ついに山から転がり落ちたとんび岩だったが、山の上が心から懐かしく、来る日も来る日も朝から晩まで神さまに祈り続けた。Public Domain (P)エイトリンクス
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風琴と魚の町
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14歳の《私》は父や母といっしょに山陽は尾道の町にやって来た。父は憲兵の軍服をまとい風琴を鳴らしつつ面白い口上で薬を売る、いわゆる《おいちにの薬売り》である。
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