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むかしの男 (鬼平犯科帳より)
- 鬼平犯科帳より
- ナレーター: 三好 翼
- 再生時間: 51 分
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あらすじ・解説
江戸の目白台にある平蔵の屋敷へ手紙をよこしたのは近藤勘四郎「むかし、本所にわたくしの父の屋敷がありましたころ、右どなりが長谷川さま御屋敷。左どなりがあなたさまの御屋敷。そのころ、むすめごころをあなたさまにもてあそばれ・・・」 前火付盗賊改方、長谷川平蔵の妻・久栄の〔むかしの男〕であった。 (時代小説)監督/吉田純子・編集/三好達也_武井寿夫
(C) ことのは出版
むかしの男 (鬼平犯科帳より)に寄せられたリスナーの声
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- タカブシギ
- 2024/09/23
女房殿の気の置き方に脱帽
今回の活躍者は、鬼平の奥殿。10代の若い時には涙しても、流石、多くの平蔵部下の面倒まで自宅でも役宅でも先に立って担ってくるだけあり、自分を守るより平蔵の仕事の方に気を注ぐ。悪党の失敗はこれが原点か。なかなかスカッとさせられました。
次いでに記すると旦那が役につくような奥がひとりで出歩くのは、本当は不自然。ちゃんと目に付くような下女か下男が付くのでないと逆に目立ってしまいますが、自宅の目白から鬼子母神まではなんと散歩距離。今だと池袋を挟み線路が邪魔ですが、ひとりでで赴いても目立たぬ位置です。流石池波正太郎氏。これならひとりで来るべし…が通ずる事も計算内だったのでしょう。驚きました。
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