
クチマネ(小学館の名作文芸朗読)
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ナレーター:
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神前 有紀
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著者:
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夢野 久作
このコンテンツについて
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三太郎君が勉強に飽きて裏庭に出てみると、ジメジメした土の上にあかんぼの頭ぐらいの白い丸いものが見えます。それは一つの大きな卵で、その横の地面には、こう書いてありました。
……三太郎様へ……露子より
露子さんと三太郎君が初めて顔を見合ったのは、今年の春の初めでした。それは隣家に越してきた露子さんが、二階の窓からこちらを見下ろす視線と、勉強していた三太郎くんの視線とが、一瞬スレ違っただけでした。それから後、二人は毎日のように顔を合わせておりました。お互いに恋を感じていることを知りながらも、ウッカリ視線でも合うと、慌てて眼をそらして、家の中へ引っ込んでしまうのでした。そうしてトウトウニッコリし合う機会が一度もないうちに、別れなくてはならなくなったらしいのです。
三太郎君は、それから毎晩その卵を抱いて寝ました。三太郎君は卵が可愛ゆくなりました。こわさないようにソッと抱いて寝るのが、この上もない楽しみになって来ました。
そのうちに卵は次第に変化して来るようでした。中から聞こえる寝息と思っていた物音が、夜の更けるにつれて高まって、しまいにはウンウンという唸り声かと思われるようになりました。
三太郎君は気味がわるくなって来ました……
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著者: 夢野 久作
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「日本会議」とは何なのか?
市民運動が嘲笑の対象にさえなった80年代以降の日本で、めげずに、愚直に、地道に、 そして極めて民主的な、市民運動の王道を歩んできた「一群の人々」がいた。
彼らは地道な運動を通し、「日本会議」をフロント団体として政権に影響を与えるまでに至った。
そして今、彼らの運動が結実し、日本の民主主義は殺されようとしている―― 安倍政権を支える「日本会議」の真の姿とは?
中核にはどのような思想があるのか?
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