初往診
カートのアイテムが多すぎます
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
-
ナレーター:
-
新井 歩
-
著者:
-
小酒井 不木
このコンテンツについて
【朗読 新井歩】透明感のあるメゾソプラノ。作品の世界とあなたを繋ぎます。
開業して初めての往診の帰り。しかし彼は落ち着かなかった。とんでもない失敗に気が付いたのである。患者は死んでしまうのではないか、いつその知らせがくるか気が気ではない。©OTOyomu
こちらもおすすめ
-
狂女と犬
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 37 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正15年に発表された作品ですが、時代背景は「明治の聖代」とあります。実際にあった「あるものを食べた結果」を元に書かれた作品です。
著者: 小酒井 浮木
-
恋愛曲線
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
結婚式の当日、新郎のもとに届けられる手紙は…。淡々と書かれている手紙の最後の6.4秒に思わぬ結論が用意されている。医者でもある小酒井不木でなければできない発想と描写をお聴き下さい。
著者: 小酒井 浮木
-
暴風雨の夜
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 32 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
江戸川乱歩の「赤い部屋」に似たような趣旨で始まる短編ですが、話の展開の仕方は、やはり小酒井浮木独特と言っていいでしょう。饒舌な表現がなくコンパクトな展開に一気に引き込まれてしまいます。
著者: 小酒井 浮木
-
死体蝋燭
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 18 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
ある寺で起こった和尚の企み。という事を念頭に置いてお聴きください。小酒井不木の作品は医学的知識を基にしたものが多いですが、これは上田秋成の「雨月物語」からヒントを得たとされています。
著者: 小酒井 浮木
-
卑怯な毒殺
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 20 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
最後の最後にどんでん返しを持ってくる小坂井不木得意の短編です。聴いていて登場人物二人のどちらがどこでどういうどんでん返しを持って来るのか想像しながらお聴き下さい。
著者: 小酒井 浮木
-
狂女と犬
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 37 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正15年に発表された作品ですが、時代背景は「明治の聖代」とあります。実際にあった「あるものを食べた結果」を元に書かれた作品です。
著者: 小酒井 浮木
-
恋愛曲線
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
結婚式の当日、新郎のもとに届けられる手紙は…。淡々と書かれている手紙の最後の6.4秒に思わぬ結論が用意されている。医者でもある小酒井不木でなければできない発想と描写をお聴き下さい。
著者: 小酒井 浮木
-
暴風雨の夜
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 32 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
江戸川乱歩の「赤い部屋」に似たような趣旨で始まる短編ですが、話の展開の仕方は、やはり小酒井浮木独特と言っていいでしょう。饒舌な表現がなくコンパクトな展開に一気に引き込まれてしまいます。
著者: 小酒井 浮木
-
死体蝋燭
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 18 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
ある寺で起こった和尚の企み。という事を念頭に置いてお聴きください。小酒井不木の作品は医学的知識を基にしたものが多いですが、これは上田秋成の「雨月物語」からヒントを得たとされています。
著者: 小酒井 浮木
-
卑怯な毒殺
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 20 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
最後の最後にどんでん返しを持ってくる小坂井不木得意の短編です。聴いていて登場人物二人のどちらがどこでどういうどんでん返しを持って来るのか想像しながらお聴き下さい。
著者: 小酒井 浮木
-
S岬西洋婦人絞殺事件
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 37 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
R市に在る某石油会社の支配人で有名な愛妻家である×国人のJ・P・ロスコー。最愛の夫人は、今年二十四になるマリイ・ロスコー。
著者: 夢野 久作
-
死の接吻
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 45 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
コレラが流行する中で行われた殺人事件。ですが、どことなくユーモアすら感じるのは小酒井不木の筆のなせる業でしょうか。深刻にならずに聴くことのできる小品です。
著者: 小酒井 浮木
-
犬神
- 著者: 小酒井 浮木
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 26 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「なるほどそう来たか」。最後の10秒であなたは唸るでしょう。小酒井浮木の息もつかせぬ短編はオーディオブックならではです。
-
-
音声がありません
- 投稿者: スギヤマ 日付: 2024/02/06
著者: 小酒井 浮木
-
斬られたさに
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 斉藤 範子
- 再生時間: 1 時間 23 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
黄色い桐油の旅合羽を着た若侍が一人松の間に平伏している。その前後に二人の髭武者が立ちはだかっていた。どうやら若侍が髭武者達に絡まれているようだ。
著者: 夢野 久作
-
戦場
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 58 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
外科病院を開業しているポーランド生まれのドイツ医学博士。1916年の1月の末。医学博士が28歳の時、ベルリンの市役所に傭医院を勤めていた。
著者: 夢野 久作
-
蒼空
- 著者: 阿刀田 高
- ナレーター: 平川 正三
- 再生時間: 10 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
どこといって取りえのない四十歳の係長・多田野並作は、ある朝、ふと、いつもの通勤電車に乗らなかった――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より
著者: 阿刀田 高
-
冥土行進曲
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 34 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
Q大学の医学部の病室に柔道教師・友石友太郎の異母弟である友次郎が入ってきた。友次郎は、死人のような青い顔をして友太郎の寝台前に立った。
著者: 夢野 久作
-
江戸川乱歩 明智小五郎シリーズ
- 著者: 江戸川 乱歩
- ナレーター: でじじ
- 再生時間: 127 時間 37 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)
内容紹介 名探偵・明智小五郎のファン必聴!お待ちかね!江戸川乱歩 明智小五郎シリーズのみ収録鋭い洞察力、非凡な推理力で多くの人を惹きつける、
-
-
明智さん
- 投稿者: ぽち 日付: 2023/05/14
著者: 江戸川 乱歩
-
巡査辞職
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 2 時間 18 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「草川の旦那さん。大変です。起きて下さい。モシモシ。起きて下さい。私は深良一知(ふからいっち)です」
暑い暑い七月の末の或る早朝であった。山奥の谷郷村駐在所の国道に面したホコリだらけの硝子戸をケタタマシク揺ぶりながら、一人の青年が叫んだ。
それは見るからにここいらの貧乏百姓の児と感じの違った、インテリじみた色の白い鼻筋のスッキリとした美しい青年であった。慌てて走って来たものと見えて、手拭浴衣の寝巻に帯も締めない素跣足が、灰色の土埃にまみれている。……と……駐在所の入口になっている硝子戸が内側からガタガタと開いて、色の黒い、人相の悪い顔に、無精鬚をぼうぼうと生した、越中ふんどし一つの逞ましい小男が半身を現わした。
「どうしたんか」
「アッ。草川の旦那さん」
草川巡査はねむそうな眼をコスリコスリ青年の顔を見直した。
「何だ。一知じゃないかお前は……」
「はい。あの……あの……両親が殺されておりますので……」
「何……殺されている? お前の両親が……」
「はい。今朝、眼が醒めましたら、台所の入口と私の枕元に在る奥の間の中仕切が開け放しになっておりましたから、ビックリして奥の間の様子を見に行ってみますと、お父さんと、お母さんが殺されております。蚊帳(かや)が釣ってありますので、よくわかりませんが
著者: 夢野 久作
-
支那米の袋
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 伊原 農, 斉藤 範子
- 再生時間: 1 時間 38 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
『私はもう近いうちに日本と戦争をして戦死をするのです。ですからもう、貴女以外の女の人と結婚する事は出来ないのです。貴女と一緒に天国に行くよりほかに楽しみは無くなったのです。ですから満足して、私の云う事をきいて頂戴。温柔おとなしく私の云う通りになって死んで頂戴。ね……わかったでしょう。』ウラジオストクの踊り子ワーニャと若きアメリカ人士官ヤングは互いを傷つけあうような夜の営みを持つ関係になっていた二人は、近々出帆のため別れを余儀なくされることになる。別れたくないワーニャにヤングが持ちかけたアイディアは、支那米の袋に入って軍艦に忍び込みアメリカへ亡命するというものだった。お互いを傷つけることで愛を確かめる行為の最終的な形を、ワーニャに教え込んだヤングが出帆の夜に"持ち込んだ"軍艦の底には、似たような米袋が数多く運び込まれているだった。洗脳されたワーニャの行く末は如何に。想いを遂げる方法は一つ。鋭く冷たく光ったナイフによってなされるのか・・・。
著者: 夢野 久作
-
継子
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 安田 愛実
- 再生時間: 48 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
ある日の登校中、怖い顔をしたルンペンから手紙を一通受け取った玲子。誰にも分からないようにお前のお母さんに渡せ。うまく渡せさないとお前がお母さんに殺されてしまう。
著者: 夢野 久作
-
断崖
- 著者: 江戸川 乱歩
- ナレーター: 鬼城院 護
- 再生時間: 45 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
江戸川乱歩、戦後初の作品。谷崎潤一郎「途上」にもある「プロパビリティーの犯罪」で綴られた作品です。
著者: 江戸川 乱歩
-
狂人は笑う
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: あべわき, 西村 健志
- 再生時間: 45 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「ホホホホホホホ……」 だって可笑おかしいじゃありませんか。 ……妾わたしはねえ。失恋の結果世を儚はかなみて、何度も何度も自殺しかけたんですってさあ。
著者: 夢野 久作
-
一足お先に
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 2 時間 17 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
の膝小僧が不意にキリキリと痛み出して青年・新東は跳ね起きた。何かしらの鋭い刃物で突き刺されたような痛み。 半分夢心地のまま、その辺りを触ってみると右足が見つからない。そう、新東は肉腫によって右足を切断していた。 切断してから気味の悪い足に関する夢をよく見ていた。
-
-
何度も聞いた
- 投稿者: うっち 日付: 2024/09/25
著者: 夢野 久作
-
捩れた夜
- 著者: 阿刀田 高
- ナレーター: 平川 正三
- 再生時間: 41 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
結婚を三日後に控えたある夜、電話がなった。「もし、もし」・・敏郎の知らない女である――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より
著者: 阿刀田 高
-
じねんじょ/とんかつ
- 著者: 三浦 哲郎
- ナレーター: 相本 由美子
- 再生時間: 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
北陸の小さな旅館に母と息子の泊り客、息子は明日大本山に入門するという。「今夜は何かお好きなものを作りましょう」と尋ねると「んだら、とんかつにして頂きゃんす」・・(とんかつ) 死んだと聞かされていた父親が実は生きているという。小桃は40歳近くなって初めて父親に会うことになった。・・(じねんじょ)
著者: 三浦 哲郎
-
爆弾太平記
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: テルヤン
- 再生時間: 2 時間 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
大正九年。韓国・釜山沖のとある島で恐ろしい暴風雨の中、斎木検事はここに潜伏する旧友・轟雷雄の元を訪れていた。 轟が語るのは、如何に自身が首を飛ばされてしまったか……という話だが、そこには常識では考えられない凄愴、惨憺、醜怪、非道を極めたものがあるのだという。
著者: 夢野 久作
-
縄―編集者への手紙―
- 著者: 阿刀田 高
- ナレーター: 平川 正三
- 再生時間: 33 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
ぎりぎりまで締切りを引き伸ばしておいて姿を晦ませた作家から、編集者に手紙が届いた――「エスプリの小説」「人生の闇の断面がたくみに切りとらえられて、心を打つ」「宝石細工のような作品」第81回直木賞受賞・選評より
著者: 阿刀田 高
-
難船小僧(S・O・S・BOY)
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 1 時間 17 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「ギャア――。ウワアッ。助けて助けて……カンニンして下サアイ。僕はこの船を降りますから……どうぞどうぞ……助けてエ助けてエッ……」
「アハハハ。どうもしねえだよ。仕事を手伝いせえすれあ、ええんだ」
「許して……許して下さあい。僕……僕は……お母さんが……姉さんが家(うち)に居るんですから……」
「ウハハハハ……云う事を聴かねえとコレだぞ」
「致します致します。何でも致します。……すぐに……すぐに船から下して下さい。殺さないで下さい」
「知ってやがったか。ワハハハハハハハ」
昭和二年頃の十月の末だったっけ……
足音高くブリッジに登って行った俺は、船長(おやじ)の背後でワザと足音高く立停まった。
「おはよう……」と声をかけたがは見向きもしない。何しろ船長仲間でも指折の変人だからね。何か一心に考えていたらしい。俺は右手に提げた黄色い、四角い紙包を船長の鼻の先にブラ下げてキリキリと回転さした。
「御註文のチベット紅茶です。やッと探し出したんです」
船長(おやじ)はやっとびっくりしたらしく首を縮めた。無言のまま六尺豊かの長身をニューとこっちへ向けて紅茶を受取った。
「ウウ……機関長か……アリガト……」とプッスリ云った。コンナ時にニンガリともしないのがこの船長の特徴な
著者: 夢野 久作
-
怪夢
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
おごそかに明るくなって行く鉄工場の霜朝。徐々に……徐々に……工場内に重なり合った一切の機械がめざめはじめる。人間……狂人……超人……野獣……猛獣……怪獣……巨獣……それらの一切の力を物ともせぬ鉄の怒号……如何なる偉大なる精神をも一瞬のうちに恐怖と死の錯覚の中に誘い込まねばおかぬ真黒な、残忍冷酷な呻吟が、到る処に転がりまわる。
今までに幾人となく引き裂かれ、切りちぎられ、タタき付けられた女工や、幼年工の亡霊を嘲る響き……
このあいだ打ち砕かれた老職工の頭蓋骨を罵倒する声……
ずっと前にヘシ折られた大男の両足を愚弄する音……
すべての生命を冷眼視し、度外視して、鉄と火との激闘に熱中させる地獄の騒音……
私は、私の父親が頓死をしたために、無経験のまま、この工場を受け継がせられた……そうしてタッタ今、生れて初めての実地作業を指揮すべく引っぱり出された。
「ナアニ。やって見せる。児戯に類する仕事だ……」と、私は腕を組んだまま悠々と歩き出した。
「ウワッ。タタ大将オッ」という悲鳴に近い絶叫が私の背後に起った……又誰かやられたか……
夢野久作
日本の小説家、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。1889年(明治22年)1月4日-1936年
-
-
久作らしい短編なのだが
- 投稿者: miroku567 日付: 2018/07/06
著者: 夢野 久作
-
人の顔
- 著者: 夢野 久作
- ナレーター: 蘇武 ケンジ, 中山 依里子
- 再生時間: 1分未満
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
チエ子には奇妙な癖があった。空でも壁でも木の幹でも、様々な場所や物をじっと見つめていると、チエ子にはそこに人の顔が見えた。母親と夜道を歩いていたチエ子は星空を指差して、父親の顔があると言った。それを聞いた母親は、チエ子を気味悪がってあまり可愛がらなくなっていった。その後、長い間航海から帰ってきた父親と二人で、チエ子は活動(活動写真)を見に出かけた。その帰り道、チエ子は夜空を指差して母親の顔があると言ったが、上機嫌だった父親は可愛い子どもの話を微笑ましく聞いていた。しかしチエ子には、母親の顔の隣に父ではない別の人間の顔が見えた…
著者: 夢野 久作