『実説 城谷怪談「依り代」』のカバーアート

実説 城谷怪談「依り代」

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実説 城谷怪談「依り代」

著者: 城谷 歩
ナレーター: 城谷 歩
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このコンテンツについて

実説 城谷怪談

老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。

内容紹介

「依り代」(25分)
ノブヤさんが十五年ほど前、東北地方のスーツ販売店でチーフとして勤めていた時の事だ。
ある日途中入社の新人さんがやってきた。教育係として担当になったのだが、 現れたのは恰幅のいい四十歳の吉田さんという女性だった。
接客のイロハもわからず、身だしなみにも無頓着、おまけにヘビースモーカーで大の酒好き。物覚えは悪いし、同じミスは繰り返すというありさまだったが聞けば離婚して幼い娘を育てるために奮闘しているという。
劣等生ではあるが屈託なくいつも明るい様子にノブヤさんも一方ならぬ情熱をもって接していたのだが、そのうちに仕事でしくじり解雇されてしまう。さらには解雇されてしばらく後くも膜下出血で突然亡くなってしまった。
亡くなったはずの吉田さんが店に現れたのはすぐの事だった...。©2020 Wataru shirotani
エンターテインメント・舞台芸術 幽霊

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