実説 城谷怪談「大きな女」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「大きな女」(24分)
今から三十年以上も前、当時十九歳だったラビーさんは、中学校時代からの親友とスクーターでツーリングに出かけた。
やがて大きな川べりまで来て他愛ない世間話に三十分ほど費やしたころ、突然友人が橋の柱を指さして「裸の女の幽霊が!」と素っ頓狂な声を上げた。
果たして夕日の傾く日暮れの景色に突如として巨大な半透明の女の姿を目の当たりにしたのだが、ラビーさんの不運は帰宅後の寝室にまで尾を引くことに、いや未だに或は続いているのかもしれない...。©2020 Wataru shirotani