実説 城谷怪談「思い出せない友人」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「思い出せない友人」(25分)
同窓会の案内が来たのがきっかけで五十代のイシハラさんという女性は、数十年ぶりに小学校時代の卒業アルバムを開いた。
懐かしさに微笑んだのもつかの間、自身のクラスの集合写真を見て「?」と思ったそうだ。 四十人の中で一人だけ顔がぶれている子がいたのだ。
まるで激しく顔を振っているかのように。
結局誰かが判明しないまま会に臨んだ。大勢のクラスメイトと再会を果たしたその日、 顔がわからないあの写真の人物の真相が明らかになる。©2019 Wataru Shirotani