実説 城谷怪談「赤いドレスの人形」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「赤いドレスの人形」(26分)
HNぽんすけさんという女性の体験。5年前にホームヘルパーとして担当していたのは古い三階建てに住んでいた、元スナックのオーナー店長のAさんという痴呆症のおばあさん。
体も弱っていていつも三階の居間にいて、ぽんすけさんは日に二回食事の世話をするのに出入りしていたのだが、二階の和室にある箪笥の上に飾られた沢山の人形が気になっていた。
Aさんは中でも赤いドレスを着た精巧なフランス人形がお気に入りだと話してくれるのだが、その人形が何とも言えず気味が悪い。そのまるで生きているかのような人形がある時、他のチームメイトとの間でも話題に上り、想像だにしなかった事実に直面する。©2020 Wataru shirotani