実説 城谷怪談「重たい子供」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
「重たい子供」(24分)
藤根さんという女性が十九歳の時にそれを体験している。
当時彼女の回りは、同輩も先輩も空前の出産ラッシュ。子供好きで友人の多かった藤根さんは誘われるたびに生まれたばかりの赤ちゃんを見に行き、抱っこしてそれは幸せにいた。
そんなある晩、彼女は夢を見た。最近赤ちゃんと接する機会が多かったためか夢の中でも赤ちゃんを抱いている。本来嬉しいはずの夢なのだが夢を見ている俯瞰の意識が「まずい」と警鐘を鳴らしている。
目が覚めた時、金縛りにあった藤根さんが目の当たりにしたのはこの世のものとは思えない異形のモノだった。©2020 Wataru shirotani
実説 城谷怪談「重たい子供」に寄せられたリスナーの声
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ストーリー