実説 城谷怪談「骨董店の鏡」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
内容紹介
「骨董店の鏡」(27分)
優香さんという女性の体験談。開発前の下北沢駅周辺には週替わりで面白い小さなお店が出店されていた。
ある日、骨董好きの優香さんは誘われるように入った一軒の店で、アンティークの鏡に目を引かれた。オーク材の縁取りの成された古いけれど、何の変哲もないその鏡には、時代がかった美しさに加えてどこか危うさのような魅力があったという。
衝動的に買い求めて帰宅すると、その危うい感じが一層気にかかり、しばらくは飾れなかった。だが寝室に置いてあるその鏡がある夜、ついにその正体を露わにすることになる。©2020 Wataru shirotani