実説 城谷怪談 「鈴の音」
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ナレーター:
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城谷 歩
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著者:
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城谷 歩
このコンテンツについて
<実説 城谷怪談>
老若男女皆が楽しめる怪談語りを目指し、落語や講談にも似た独特な語り節、ノスタルジックな世界観に定評がある城谷歩による怪談。
幼い頃から自身でも不思議な怪体験を数多く持ち、更に聞き集めた種々の実体験を含めるとその数は数百にも及ぶ。
そうした現代の実話怪談、奇談の中から選りすぐりをお届けする。
<内容紹介>
「鈴の音」(26分)
吉野さんという男性が少年時代の話。当時同級生と連れ立って訪れた公園には大きなグラウンドと、サッカーゴールがあった。また併せて少し妙な噂もある公園でもあった。
暗くなるまでシュートの練習で汗を流したが、そろそろ帰ろうということになり、足元に転がってきたボールを正面の友人にポーンと蹴り飛ばした時のことだ。
ボールは放物線を描いて飛んでいったが急に空中でピタリと止まりボトンと地面に落ちてしまった。気が付くと正面にいたはずの友人の姿はなく駐車場から「早く帰ろうぜ」と声を掛けられた。今蹴り飛ばしたはずのボールは駐車場にいる友人の手元に抱きか抱えられている。
吉野さんという男性はこの日の出来事を三十九歳になって急に思い出したのだが、その訳とは。
<城谷 歩(しろたに わたる) プロフィール>
1980年2月16日生 北海道小樽市出身
15歳から舞台演劇を中心に俳優活動を始める。
その後、劇団深想逢嘘(2000年~2011年)を発足、主宰を務める。
様々な職種を経て2012年1月怪談師デビュー。怪談ライブバー スリラーナイト札幌本店で活動後、2014年から同六本木店オープンに合わせ上京。
外部出演、独演会開催、メディアへの出演多数。
2018年独立。公演情報などはHPにて。
http://shirotani-kwaidan.com