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市朗妖怪百科 第九集

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市朗妖怪百科 第九集

著者: 中山 市朗
ナレーター: 中山 市朗
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このコンテンツについて

『市朗妖怪百科 第九集 ~付喪神(つくもがみ)~』

古来より日本はアニミズムの信仰を持っている。だから数多ある化物、魑魅魍魎、妖怪が創造され、あるいは現れた。
付喪神は、その精霊、御魂が、道具や器具、調度品といった無機質なものに宿るとされる妖怪である。神と付くからには神でもあろう。
付喪神は室町時代に造られ、江戸時代に絵図となったが、この系譜は今も化物、妖怪、あるいは霊となって現れている。物が溢れる現代へのそれは何かの警告なのだろうか

「オルゴール」
「カセットテープ」
「付喪神の系譜」
「三種の神器(さんしゅのじんぎ)」
「古文献の中の付喪神(こぶんけんのなかのつくもがみ)」
「つくもがみ
「逆さ柱」
「ぼろぼろふとん」
「琵琶の音(びわのね」
「黒いスカイライン」

中山 市朗(なかやま いちろう) プロフィール
作家、怪異収集家
1982年、大阪芸術大学映像計画学科卒業。映画の助監督や黒澤明監督の『乱』のメイキングの演出などに携わる。
1990年、扶桑社から木原浩勝との共著で『新耳袋~あなたの隣の怖い話』で作家デビュー。『新耳袋』はそれまでただ怪談で括られていたものから、実話だけにこだわり百物語を一冊の著書で実現化させた。
『新耳袋』は後にメディアファクトリーより全十夜のシリーズとなり復刊。『怪談新耳袋』として映画やドラマ、コミックとして展開。
Jホラーブームを作った作家や映画監督に大きな影響を与え、ブームをけん引することになる。
著書に『怪異異聞録・なまなりさん』『怪談実話系』『怪談狩り』シリーズなどがある。

怪談は語ることが重要と、ライブや怪談会、放送などでも積極的に怪談語りを行っている。その他の著書に『捜聖記』『聖徳太子・四天王寺の暗号』『聖徳太子の「未来記」とイルミナティ」など多数。
©2022 PanRolling
エンターテインメント・舞台芸術 幽霊

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付喪神の解説もあって聴きやすい

この前に聴いた作品はそこまで怖くなかったのですが、この作品はもろに日本的で怖かったです。
そしてこの作品は解説があるところが良いですね。
そういえばお話を聴いていて思い出したことがあります。
昔、自宅の時計が明け方の時間に止まっていて、あとで、祖父が亡くなった時間と同じだったことがわかった時がありました…。
遠方だったので、きっと知らせてくれたのでしょうね。

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ドキドキします


正体の分からないものというのは怖いですね。
呻き声が聞こえるとか、音がするというシチュエーションを思い出してしまうと夜眠れなくなりそうです。

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時代が進んでも

昔からある思想が、今もこのような形で怪談として語られていると思うと、変な話ですがある意味ちょっとした感動すら感じます。

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幅広い

このシリーズは結構聞いているが、今回は三種の神器やカセットテープや車といろいろ幅広くて面白かった。

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物にも念は篭る

人形はわかりやすいけど、無機物だったとしても霊的な影響を受ける事はあるのだなと恐ろしくなりました。

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