『最悪の予感　パンデミックとの戦い』のカバーアート

最悪の予感　パンデミックとの戦い

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最悪の予感　パンデミックとの戦い

著者： マイケル・ルイス
ナレーター： 柴野 嵩大
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中国・武漢で新型コロナウイルスによる死者が出始めた頃、米政権は「何も心配いらない」と言いきった。しかし一部の科学者は危機を察知し、独自に動き出していた――著書累計1000万部超、当代一のノンフィクション作家が描くコロナ禍の物語。解説／池上彰

THE PREMONITION A Pandemic Story by Michael Lewis Copyright © 2021 by Michael Lewis Japanese audiobook rights arranged with Writers House LLC through Japan Uni Agency, Inc., Tokyo

©- (P)2021 Audible, Inc. 政治・政府 政治学
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「日本」の保健所でコロナ対策にあたった者です。CDCの発表は他の欧米の医学雑誌とともに我々の唯一の羅針盤でした。こんな事がその裏側で進行していたとは。これがフィクションであれば良かったのですが・・・。読んで(聞いて)損はしません。お薦めします。

さもありなん

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
読み物としてはいいですが、真実か否かは、自身で考える必要あり。特に最後の池上彰の解説は蛇足出不要と感じます。

読み物としては良いです。

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歴史や昔に起こったことを知らないままその後に生まれ、世界の構造の裏側を見ることもかなわない一般市民の我々からすれば不条理に思える社会的機能不全は幾つもあるが、そのうちの一つ「アメリカの公衆衛生の意思決定の機能不全」を物語仕立てでノンフィクションの形で紐解いている。それをオーディブルの形式で聴けたので長編ドキュメンタリー映画を１本見たかのような満足感。当然、個別具体の事象についてのノンフィクションなので、得られる教訓の普遍性は必ずしも高くないと構えるのが妥当だが、それでも作り物ではないノンフィクションだからこそ、私達の目の前の現実（ノンフィクション）をも変えるやヒントや閃きのような要素はたくさん散りばめられている。遠くの土地の見知らぬ人たちの教訓だろうと、人は人であり、大小問わず我々の社会の機能は似通ったことで機能不全に陥っていることを知る。
何よりマイケル・ルイスのエンターテインメント力が演出する、視点や立場や時間軸が巧妙に入れ替わり交差していく物語仕立ての謎解き要素も相まって、13時間もの長時間を飽きさせない一篇となっている、聴くドキュメンタリーの傑作。

歴史と日常を繋ぐ、壮大なノンフィクションドキュメンタリー

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