『板ばさみの人間関係から抜け出す技術』のカバーアート

板ばさみの人間関係から抜け出す技術

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板ばさみの人間関係から抜け出す技術

著者: 齊藤 勇
ナレーター: 木場本 和枝
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このコンテンツについて

義理と人情をはかりにかけりゃ――!?

○上司と恋人、実家と婚家、自社と取引先、あちらとこちら…人間、生きていれば、仕事でも暮らしでも「義理と人情の板ばさみ」で、どうにも身動きがとれず、悩むことがある。といって、結論を出さないままではいられない。解決策をさぐりたい。
○運がよければ、時が解決するか、手を貸してくれる誰かが現われるかもしれない。一方、自ら積極的に何らかの働きかけをする心理学からのアプローチ・技術がある。板ばさみの正体を知り、タイプを見きわめ、具体的なヒント・言葉を得られる本。

●はじめに……いきづまったとき、どう生きるか

今や、世の中が大きく変化しています。社会も人間関係も10年前とは、全く違った様相を示しています。グローバル化が急速に進み、スーパーで買い物ひとつするにも世界の動きがかかわってきています。また、環境への意識が強くなり、どんな行動をするときも環境への影響を考えるようになっています。さらにIT化が進み、インターネットを通してのコミュニケーションがごく当り前になり、対人的コミュニケーションは、むしろケータイが中心といえるほどに人間関係への影響が大きくなっています。

そして、社会において、個々人が、個をつまり自分を大切にするようになってきています。会社や家族を中心に自分を考えてきた日本人にとって、それらを大事にしながらも、自分の生き方、生きがいをより主張し、そこに幸せを求めようという気持ちが、男女を問わず強くなってきています。特に女性が自分の生き方を強く意識して、社会で活躍していこうとする気持ちが強くなってきています。このように大きく変化する社会の中で、個人が、各々、自分の考えを持ち、それを達成するように行動するとき、いろいろな問題にぶつかることが多くなっています。

社会のこと、環境のこと、会社のこと、家族のこと、そして、自分のことを考えると、自分の中で各々の間にさまざまな矛盾が生じ、対立が生じてしまうことも少なくありません。これが“板ばさみ”です。現在、社会で生きていこうとするとこの板ばさみの人間関係の連続で、にっちもさっちもいかない、悩み続ける状況におかれてしまいます。

しかし、これは心理的にみると、あまり、良い状態ではありません。不愉快で不快でイライラするような心理状態といえます。そのまま放っておくと落ち込みかねません。では、どうしたらいいでしょうか。

*中略:1章~7章の流れと意味合い~

本書はこのように板ばさみの正体を心理学的に分析し、さらに多くの解決のヒントを提供し、そこから脱出する方法を具体的に提案してみました。「あちらを立てれば、こちらが立たず」といった人間関係のしがらみや、生き方に悩んでいる人の一助になれば幸いです。
(C)I.Saitoh 2008
コミュニケーション・社会的技能

板ばさみの人間関係から抜け出す技術に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ストーリー
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