『桂文我 怪噺 九』のカバーアート

桂文我 怪噺 九

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桂文我 怪噺 九

著者: 桂 文我
ナレーター: 桂 文我
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このコンテンツについて

「スタジオ録音の怪異談」 四代目 桂文我

スタジオ録音で「怪異談」を収録する作業は、毎月開催の猫間川寄席の会場となる、玉造・さんくすホールで行われていますが、収録が深夜に及ぶことも多くあり、録音作業の小野裕司氏の表情も鬼気迫り、背筋に冷たい物が走る時もありました。
ライブ録音とスタジオ録音では、雰囲気に大きな差があるだけに、ライブ録音の方が臨場感があって良いと思われる方も多いでしょうが、スタジオ録音の方が落ち着いて、細かく演じている場合も多いと言えましょう。
還暦も越えた昨今、頭の中にあるネタは、出来るだけ、録音して、残して行きたいと思っていますので、ライブ録音でも、スタジオ録音でも、その場の怪異談を楽しんでいただければ、幸いです。
シリーズの中には、滑稽怪談や、細工の名人の不思議な話など入っていますが、これも彩りの一つと捉えていただきますように…。
あなただけの耳に、心を込めた怪異談を流し込みますので、どうぞ、宜しくお付き合い下さいませ。

内容紹介

「人身御供」(ひとみごくう) (23分)
和の今日から見れば、昔は残酷な風習があったようで、その一つが人身御供です。し かし、その風習を題材にした落語は意外に少なく、「人身御供」というネタも、超珍品の 一つと言えましょう。
「雛衣地蔵」(ひなぎぬじぞう) (21分)
昔の雑誌に掲載され、眠っていた落語を上方落語に構成し直し、一席の怪談噺に纏めま した。男女の色恋沙汰が事件に繋がるのは当然とは言え、それが怪談に移行するのが、語 り芸の面白い所でしょう。
「餅犬」(もちいぬ) (22分)
世の中には、取り返しの付かないことがあります。そこそこ長生きすれば、あの時に気 が付いていればと思うことも、一つや二つはあるでしょう。そのような思いを切実に感じ る珍品が、このネタと言えます。
「もう半分」(もうはんぶん) (26分)
因果応報が土台になっている仏教的なネタで、この落語を聞いて、気持ちが悪いと思わ れる方も多いようですが、じっくり吟味すると、人情味豊かなネタです。長年、語り継が れてきた要因も、その辺りにあるのではないでしょうか。
「轆轤首」(ろくろくび) (23分)
コント仕立てで、寄席・落語会で頻繁に上演される「ろくろ首」とは、全く別のネタで す。昔、刊行された落語本に残されていたネタでした。ポピュラーな落語ばかりを聞いて いると、このようなネタに接した時、新鮮な気持ちになりませんか?©2022 Katsura Bunga
エンターテインメント・舞台芸術

桂文我 怪噺 九に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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