『無明 警視庁強行犯係・樋口顕』のカバーアート

無明 警視庁強行犯係・樋口顕

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無明 警視庁強行犯係・樋口顕

著者: 今野 敏
ナレーター: 祐仙 勇
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このコンテンツについて

君はもう懲戒免職だ――。突き付けられた最後通牒。それでも信念を貫けるか? 本部と所轄の狭間でもがく刑事を描く警察ミステリー 内藤剛志、絶賛! 「“今"の社会を色濃く反映させながら、地道に歩む人間を鮮やかに描いている」 東京の荒川の河川敷で高校生の水死体が見つかった。所轄の警視庁千住署が自殺と断定したが、遺族は納得していない。高校生は生前旅行を計画しており、遺体の首筋には引っかき傷があったという。両親が司法解剖を求めたものの千住署の刑事に断られ、恫喝までされていた。本部捜査一課の樋口は別働で調べ始める。しかし、我々の捜査にケチをつけるのかと千住署からは猛反発を受け、本部の理事官には「手を引け」と激しく叱責されてしまう。特別な才能はなく、プライドもないが、上司や部下、そして家族を尊重する――。等身大の男が主人公の人気シリーズ最新作。©2022 BIN KONNO, GENTOSHA (P)2022 Audible, Inc. 現代文学

無明 警視庁強行犯係・樋口顕に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
  • 5 out of 5 stars
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ストーリー
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ストーリー展開のテンポが良い。Audibleに適した時間と内容だった。

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正しくて、そして爽快だ。

間違った事を正すため職をかけて上司とやり合う姿に感動した。こうありたいもんだ。

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ナレーションは、いいんだが

ナレーションは、いいんだけど
やはり、男性が、女性の部分を語ると
いまいち頭の中が、混乱する。
なので、少し難しい内容だったかもしれない。

ストーリーは、面白いが
これまた、最近の小説に多い
起承転結のケツ部分が、とてもこじんまりしていて
物足りなさ感に陥る

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珍しく謙虚な主人公です

自省的で一見流されやすいように見えて、実は真っ直ぐマイペースで亀のように進んでいく主人公。意欲的でも突進型、熱情型でもなく、なんとなく事件に関わったにしては、上層部からの圧力にもひるまない、という人でした。
新庄が小物なのに周りは逆らえないところが、そんなものなの?と思いましたが、最後のあたりのすっきり感は充分味わえたと思います。

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とても面白かった

いい長さでいいストーリーだった。
新庄はただの怠慢で自殺と判断しただけ?そこが不可解。女性役は女性のナレーターがいいなと思った。

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スッキリ

分かりやすいストーリー
聴き取りやすい朗読
普通に良かった。

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清々しい気分です。

諦めないのに力まない。
柳に風のような生き方。
それでいて敵をも気使う懐の大きさ。ひとを信じる事で助かることもある。フワッと生きてる私の背中を押してくれる内容でした。

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無明  警視庁強行犯係 樋口顕

刑事物に相応しい重量感のあるナレーションと仕事に対する考え方が根幹から異なる組織の上位者に対しての粘り強く自棄にならない樋口係長の仕事に対しての向き合い方に感動を覚えた。政治家を始めとして損得勘定と打算が行動原理となってしまった現在の日本社会を考えると虚しさを感じるが物語りの中だけでも樋口のような人物に接する事ができてホッとしている。

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著者の作品には少数派な主人公

今野敏先生の主人公は闘争的であったり一匹狼的であったり、且つ武道に長けていて格闘シーンが目に浮かぶ様なアクションが魅力ですが、本作品はそのような人格とは真逆ですが、ビシッと芯が通った、多くの方が自分と重ね合わせることが出来るような所がある男が主人公です。
事件の結末はヒネリがありませんが、そこは本作の魅力に関係はありません。それに至るまでのやり取りや葛藤が充分に楽しめます。

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おすすめします

■主人公が魅力的

主人公の樋口は警視庁強行班係の課長ですが、我が道を行く人が多い印象の小説中の警察官と違い、事を荒立てず、穏便に進める、コミュニケーション力強者です。本人目線なので、その能力はとても謙虚に描かれますが、聞き進むにつれ、理想の上司、会社に一人いてほしい人、大好きな同僚に重なりました。樋口が部下の若者にそそぐ視線も温かいです。

樋口は事件の調査を通してをらい立場に立たされますが、温厚な彼が信念を貫く様子は聞きどころの一つであると感じました。

■ストーリーがおもしろく、聞きやすい

警察の組織は部外者にはわかりにくいですが、丁寧な解説があり、人間関係がこんがらがらずに聞けました。
文章は平易で、文字を見ずに耳で聞いてもよくわかりました。
樋口たちの調査によって事件が解決に向かう展開は、とても興味を引き、一気に聞いてしましました。
シリーズ物とわかったので、他の本も買って読もうと思います。

■ナレーションのすばらしさ

祐仙 勇氏のナレーションでほかの小説も聞きたいと思いました。

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