Audible会員プラン登録で、20万以上の対象タイトルが聴き放題。
-
私とは何か――「個人」から「分人」へ
- ナレーター: 椎名 ライカ
- 再生時間: 5 時間 13 分
カートのアイテムが多すぎます
カートに追加できませんでした。
ウィッシュリストに追加できませんでした。
ほしい物リストの削除に失敗しました。
ポッドキャストのフォローに失敗しました
ポッドキャストのフォロー解除に失敗しました
Audible会員プラン 無料体験
あらすじ・解説
嫌いな自分を肯定するには? 自分らしさはどう生まれるのか? 他者との距離をいかに取るか? 恋愛・職場・家族……人間関係に悩むすべての人へ。小説と格闘する中で生まれた、目からウロコの人間観!
こちらもおすすめ
-
決壊(上)
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 井上 悟
- 再生時間: 13 時間 40 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【芸術選奨文部大臣新人賞受賞】地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。
-
-
読み応え十分
- 投稿者: フォレ2817 日付: 2022/09/14
著者: 平野 啓一郎
-
空白を満たしなさい(上)
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 高野 憲太郎
- 再生時間: 8 時間 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【2022年 ドラマ化作品】ある夜、勤務先の会議室で目醒めた土屋徹生は、帰宅後、妻から「あなたは3年前に死んだはず」と告げられる。死因は「自殺」。家族はそのため心に深い傷を負っていた。
-
-
続きが気になる
- 投稿者: ズボラ嫁 日付: 2024/05/29
著者: 平野 啓一郎
-
息吹
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 立花 慎之介
- 再生時間: 1 時間 59 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「かき氷屋が満席だったかどうかで、生きるか死ぬかが決まる人生って、何なんだろう? そういうものなんだろうか? 人の一生って、そういう偶然の積み重ねなの?」
-
-
難しいけどハッとさせられる作品。ぜひ最後まで読んでほしい!
- 投稿者: Mz 日付: 2023/11/10
著者: 平野 啓一郎
-
目的への抵抗
- 著者: 國分 功一郎
- ナレーター: 國分 和人
- 再生時間: 4 時間 43 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか――。
-
-
穿った見方をするのが哲学?
- 投稿者: 佐野 寿之 日付: 2024/04/09
著者: 國分 功一郎
-
富士山
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 立花 慎之介
- 再生時間: 4 時間 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
あり得たかもしれない人生の中で、なぜ、この人生だったのか?『マチネの終わりに』『ある男』 『本心』の平野啓一郎、10年ぶりの短篇集。
-
-
どの登場人物にも自分を投影できる物語
- 投稿者: 匿名 日付: 2024/10/21
著者: 平野 啓一郎
-
70歳の正解
- (幻冬舎新書)
- 著者: 和田 秀樹
- ナレーター: 日暮 哲也
- 再生時間: 3 時間 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
60代では約「40人に一人」だが、80代では約「3人に一人」――認知症の有病率、即ちボケる人の割合だ。脳だけでなく健康も見た目も、分岐点は70歳。いつまでも若々しい人でいるか、一気に老け込む
-
-
人生の目的、目標が見つかりそうです!
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2022/10/18
著者: 和田 秀樹
-
決壊(上)
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 井上 悟
- 再生時間: 13 時間 40 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【芸術選奨文部大臣新人賞受賞】地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。
-
-
読み応え十分
- 投稿者: フォレ2817 日付: 2022/09/14
著者: 平野 啓一郎
-
空白を満たしなさい(上)
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 高野 憲太郎
- 再生時間: 8 時間 53 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
【2022年 ドラマ化作品】ある夜、勤務先の会議室で目醒めた土屋徹生は、帰宅後、妻から「あなたは3年前に死んだはず」と告げられる。死因は「自殺」。家族はそのため心に深い傷を負っていた。
-
-
続きが気になる
- 投稿者: ズボラ嫁 日付: 2024/05/29
著者: 平野 啓一郎
-
息吹
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 立花 慎之介
- 再生時間: 1 時間 59 分
- オリジナル版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「かき氷屋が満席だったかどうかで、生きるか死ぬかが決まる人生って、何なんだろう? そういうものなんだろうか? 人の一生って、そういう偶然の積み重ねなの?」
-
-
難しいけどハッとさせられる作品。ぜひ最後まで読んでほしい!
- 投稿者: Mz 日付: 2023/11/10
著者: 平野 啓一郎
-
目的への抵抗
- 著者: 國分 功一郎
- ナレーター: 國分 和人
- 再生時間: 4 時間 43 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
自由は目的に抵抗する。そこにこそ人間の自由がある。にもかかわらず我々は「目的」に縛られ、大切なものを見失いつつあるのではないか――。
-
-
穿った見方をするのが哲学?
- 投稿者: 佐野 寿之 日付: 2024/04/09
著者: 國分 功一郎
-
富士山
- 著者: 平野 啓一郎
- ナレーター: 立花 慎之介
- 再生時間: 4 時間 51 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
あり得たかもしれない人生の中で、なぜ、この人生だったのか?『マチネの終わりに』『ある男』 『本心』の平野啓一郎、10年ぶりの短篇集。
-
-
どの登場人物にも自分を投影できる物語
- 投稿者: 匿名 日付: 2024/10/21
著者: 平野 啓一郎
-
70歳の正解
- (幻冬舎新書)
- 著者: 和田 秀樹
- ナレーター: 日暮 哲也
- 再生時間: 3 時間 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
60代では約「40人に一人」だが、80代では約「3人に一人」――認知症の有病率、即ちボケる人の割合だ。脳だけでなく健康も見た目も、分岐点は70歳。いつまでも若々しい人でいるか、一気に老け込む
-
-
人生の目的、目標が見つかりそうです!
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2022/10/18
著者: 和田 秀樹
-
岩波文庫的 月の満ち欠け
- 著者: 佐藤 正午
- ナレーター: 宮崎 遊, 松岡 美里
- 再生時間: 9 時間 32 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる――この七歳の娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか?
-
-
ナレーションが素晴らしい
- 投稿者: kazz 日付: 2022/12/04
著者: 佐藤 正午
-
勉強の哲学 来たるべきバカのために 増補版 (文春文庫)
- 著者: 千葉 雅也
- ナレーター: 秋山 諒
- 再生時間: 5 時間 16 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。勉強とは、かつての自分を失うことである。深い勉強とは、恐るべき変身に身を投じることであり、それは恐るべき快楽に身を浸すことである。そして何か新しい生き方を求めるときが、勉強に取り組む最高のチャンスとなる。日本の思想界をリードする気鋭の哲学者が、独学で勉強するための方法論を追究した本格的勉強論!文庫本書き下ろしの「補章」が加わった完全版。
-
-
著者の言う通り一般書と専門書の中間?
- 投稿者: 茜湖 日付: 2022/12/09
著者: 千葉 雅也
-
水中の哲学者たち
- 著者: 永井 玲衣
- ナレーター: 永井 玲衣
- 再生時間: 6 時間 1 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」それを追いかけ、海の中での潜水のごとく、ひとつのテーマについて皆が深く考える哲学対話。
-
-
著者と一緒に水中を泳ぐ
- 投稿者: Yukon 日付: 2024/07/16
著者: 永井 玲衣
-
目の見えない人は世界をどう見ているのか
- 著者: 伊藤 亜紗
- ナレーター: 茂木 祐輝
- 再生時間: 5 時間 13 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
私たちは日々、五感――視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚――からたくさんの情報を得て生きている。中でも視覚は特権的な位置を占め、人間が外界から得る情報の8~9割は視覚に由来すると言われている。
-
-
見えない人が見える世界を知ることができた。
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2023/12/09
著者: 伊藤 亜紗
-
生きづらさについて考える
- 著者: 内田 樹
- ナレーター: 浅木 俊之
- 再生時間: 8 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「自分が機嫌よくいられる場所」を見つけよう「最悪の時代」を生き抜くためのウチダ流哲学
-
-
本は良いけどナレーションが下手
- 投稿者: カー 日付: 2024/10/21
著者: 内田 樹
-
さらば、欲望 資本主義の隘路をどう脱出するか
- (幻冬舎新書)
- 著者: 佐伯 啓思
- ナレーター: 下和田 ヒロキ
- 再生時間: 6 時間 50 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
グローバリズムの矛盾が露呈し、新型コロナに襲われ、ついにはプーチンによる戦争が始まった。一体何が、この悪夢のような世界を生み出したのか――
-
-
寄せ集め
- 投稿者: なのや 日付: 2022/10/02
著者: 佐伯 啓思
-
勉強の哲学 来たるべきバカのために
- 著者: 千葉 雅也
- ナレーター: 戸澤 愛
- 再生時間: 6 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
勉強ができるようになるためには、変身が必要だ。 勉強とは、かつての自分を失うことである。
-
-
ナレーションが
- 投稿者: せんけい 日付: 2018/10/15
著者: 千葉 雅也
-
他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ
- 著者: ブレイディ みかこ
- ナレーター: 石田 嘉代
- 再生時間: 8 時間 18 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ「大人の続編」本「わたしがわたし自身を生きる」ために―エンパシー( =意見の異なる相手を理解する知的能力)×アナキズムが融合した新しい思想的地平が
-
-
エンパシーを犯罪防止に使えないか?
- 投稿者: 匿名 日付: 2024/06/15
著者: ブレイディ みかこ
-
どうしても生きてる
- 著者: 朝井 リョウ
- ナレーター: 小林 さやか
- 再生時間: 9 時間 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
歩き続けるのは前に進みたいからではない。
-
-
シンプルに生きられない人たち
- 投稿者: 匿名 日付: 2020/04/27
著者: 朝井 リョウ
-
問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン
- 著者: 梶谷 真司
- ナレーター: 松元 由樹
- 再生時間: 5 時間 42 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
考える力とは、問う力のことである。哲学対話の第一人者が、考える際の起点となる「問い方」をわかりやすく解説。
-
-
いつ問うのをやめるのか
- 投稿者: たむら 日付: 2024/06/13
著者: 梶谷 真司
-
その世とこの世
- 著者: 谷川 俊太郎, ブレイディ みかこ, モンドくん (イラスト)
- ナレーター: 下妻 由幸, 山内 美幸
- 再生時間: 2 時間 14 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
いまここの向こうの「その世」に目を凝らす詩人と,「この世」の地べたから世界を見つめるライターが,1年半にわたり詩と手紙を交わした.
-
-
寂しいで終わる
- 投稿者: Amazon カスタマー 日付: 2024/06/26
著者: 谷川 俊太郎, 、その他
-
わかりあえない他者と生きる 差異と分断を乗り越える哲学
- 著者: マルクス・ガブリエル, 大野 和基, 月谷 真紀
- ナレーター: 浅木 俊之
- 再生時間: 5 時間 11 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
●多様性が尊重される一方で、社会に広がる分断、同調圧力――。●私にとって「他者」とは何か、他者とわかりあうことは可能か?●哲学界の旗手が示す「まったく新しい他者論」!
著者: マルクス・ガブリエル, 、その他
-
幸せな孤独 「幸福学博士」が教える「孤独」を幸せに変える方法
- 著者: 前野 隆司
- ナレーター: 森島 雄司
- 再生時間: 4 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
この本は孤独をなくす本ではありません。孤独なままでも、幸せな人生を送るための方法が書かれています。
-
-
原因ばかりて対処法がほんのちょっと
- 投稿者: けいこ 日付: 2023/02/23
著者: 前野 隆司
-
つながらない覚悟
- 著者: 岸見 一郎
- ナレーター: デジタルボイス
- 再生時間: 5 時間 35 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
私たちは子どもの頃から「人間関係は大切にしよう」と教え込まれ、つながりを結ぶことが強制されることもある。
-
-
人生全てについて哲学されてますね
- 投稿者: John 日付: 2024/03/16
著者: 岸見 一郎
-
人生の結論
- 著者: 小池 一夫
- ナレーター: 茶川 亜郎
- 再生時間: 5 時間 18 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
人は、どうやって生きたら幸せになれるのだろう。
-
-
アイデンティティを持ち、自分らしく生きること
- 投稿者: T 日付: 2024/05/08
著者: 小池 一夫
-
スマホ時代の哲学失われた孤独をめぐる冒険
- 著者: 谷川 嘉浩
- ナレーター: 楯野 煌人
- 再生時間: 7 時間 55 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
新進気鋭の哲学者による“つながっているのに寂しい、常時接続の世界”を生き抜くための書。スマホは私たちの生活をどう変えてしまったのか?
-
-
聞くだけではもったいない
- 投稿者: view2 日付: 2023/03/24
著者: 谷川 嘉浩
-
すべて真夜中の恋人たち
- 著者: 川上 未映子
- ナレーター: 小林 さやか
- 再生時間: 9 時間 3 分
- 完全版
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった――。
-
-
人に優しくなれそう
- 投稿者: イチゴのショートケーキ 日付: 2021/08/15
著者: 川上 未映子
私とは何か――「個人」から「分人」へに寄せられたリスナーの声
カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- おりゅう
- 2023/04/17
私の辞書に分人という文字は無かった。
初めて分人という言葉を知り、説明を聴くとなるほどそういう考え方があり、何も考えず自然に行っている事でもあった様な気がします。自分の中の分人と他者の中の分人を見つけるとより善い人生が過ごせるかもしれません。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- kaaaa
- 2022/11/27
読んでよかった
小説を読んでも理解できなかった部分が解説されていた。これからの小説の読み方が変わりそう。
平野先生、ありがとうございます。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- Kindleのお客様
- 2023/07/20
最高の一冊
精神医学の勉強をしておりますが、その点でも応用が利く極めて素晴らしい内容でした。さすが平野啓一郎!
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- 匿名
- 2024/09/12
答えがここにあった!
モヤモヤしていた悩みが消えて楽になりました。ありがとうございます。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- 匿名
- 2022/08/07
もやもやがすっきり
文中にもありましたが、分人として捉えることで、自分の中に複数の自分がいることについて抱えていたもやもやが、かなりすっきりしました。ただ、持論の展開だけでなく、各章の問題に関して想定される反論への対応など、より深い考察を提示して頂けると、さらに納得感が強まると思いました。
ナレーションは、くっきりはっきりしていて、内容がよく伝わってきてよかったです。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2022/08/17
生きることが楽になる
私もたくさんの分人を生きていて、うまくいかないことは私がダメな人間なのではなく、相手との分人がうまくいっていないだけ、そう思うととても気が楽になりました。
著者の小説は読んだことがないですが、読んでみたくなりました。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- tkm
- 2022/08/13
分人とは
私とは何か。私は私という個人であるという認識は正しいのか。本書では個人の定義について疑問を投げかける内容である。そもそも私という個人は果たして存在するのだろうか。家いる時、会社にいる時、趣味をしている時、其々で別の顔をもっている。たった一つの本当の自分など存在しない。よく家だと明るいのに外だと暗いんだねとか、中学生の時はインキャだったのに高校生になって急に陽キャなったなどの話しがある。
大概そういう話しをする時、される時それはネガティヴな印象をもって語られることが多い。それはアイツは本来暗いのに、外で無理に明るく振る舞っているとか、本来の性格では無いのに無理に自らの性格を捻じ曲げているから滑稽だ。というニュアンスが含まれているように思う。しかし、本来の自分とはなんだろうか。赤ちゃんの時の自分が本来の自分なのか?幼稚園児の自分が本来の自分?小学校の時が?中学?高校?大学?社会人?
そのどれが本来の自分だと一体だれが判断出来るのか。本来の自分など存在はしない。何故なら個人を認識すら為には他者が必要だからである。他者との関わりにより都度、変化し反応して「自分」を発揮する事によって「個人」として他人に認識される。本書では都度変化する個人の形を「分人」と定義する事により、個人とは何かを考察し直している。「分人」として人の性格を分析すると様々な事が見えてくる。本当の自分探しをしに異国に旅に出る人がいるが、「本当の自分」など探しても無駄だ。本当の自分など無く、その時々「分人」としての自分しか存在しない。そう考えると、何故我々は八方美人が嫌われるのかがわかってくる。八方美人は誰に対しても同じ態度で接している。それはつまり、相手の個性を認めず、尊重しない態度で接しているからである。では、個性とは何か。個性とは分人の構成比率である。個性という一貫した性格が一つだけあるのでは無く、他人に見せる様々な分人の特徴が個性として反映される。他人と楽しく接する分人が多い人は楽しい人という個性になるし、他人に接する際怒りの感情が多いひとは怒りっぽい人という個性になる。その比率によって個性、ひいては性格が決まるといえる。ならば、その比率を意図的にコントロールする事で自らの性格をより良い方向に変化させることも出来るのである。そもそも個人という言葉は西洋的から輸入された言葉であり考え方である。一神教のキリスト教的思想のもと、
一つの神を信じる一個人として群衆から分割していき、最終的に分割しきれない「個」である人、「個人」と定義したのが始まりである。西洋ではそれまでの封建制度が崩壊し、社会革命を経て個人の尊重に行き着いた経緯があり、利己主義ではなく個人主義が尊ばれてきた。しかし、人間を個人と定義することにより、本来多面的な性質をもつ人の性格に一貫性を求める傾向が出来てしまい、現代社会において生き辛さの原因にもなっているように思う。そもそも相手や自分に一貫性を求めてしまうのは、相手の全ての顔を知りたいという欲求、ひいては相手を全て掌握したいという傲慢な考えから来ているものであり、誰であれ、他人と接する時点で様々な顔があるのは「分人」として当然のことであり、嫉妬に感けて相手に一貫性を求めるのは正しいとは言えない。「分人」という考えを頭に入れると、自分にも他人も無理に一貫性を求める事なく、「今」の状態を素直に受け入れる事ができる、とてもいい考え方だと思った。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- 小田 樹
- 2022/08/25
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2022/10/31
分人主義の理解が深まった
著者の『空白をみたしなさい』を聴いて、分人主義に興味を持った。
続けて、本書を聴いて、よりしっくりきた部分が多かった。
本当は難解な話なのだと思うが、分かりやすく書かれていたのは、著者のすごさだろう。それを作品に落とし込んでいるのだから、それもすごい。
「分人」を初めて概念化した作品で、本書を出すきっかけにもなったという『ドーン』も聴いてみたいと思った。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!
-
総合評価
-
ナレーション
-
ストーリー
- nyannkoro
- 2024/07/17
うーん、まあまあ
結局、分人主義というのはフロイトによる無意識の発見やユングによるペルソナの発見を単に少しだけ現代風にアレンジしたに過ぎない気もする。分人化には他者が必要であるという点以外はほとんど同じではないだろうか。
誰でも暗黙知として知っていることを言語化して広く浅く考察した点はいいけれど、分人化の究極系とも言える統合失調症の多重人格については触れていないのは何故だろう。
著者は精神科医ではないし、どんな個人にも人格が複数あるのは普遍的なことだと言いたいので、あえてマイナーケースは省いたのかもしれないが、その点はやや片手落ちな気もした。
とはいえ、この人の小説は読んだことがないし、これを機に分人シリーズを拝読してみようという気にはなった。
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
あなたはこのレビューを報告しました!