耳で聴き 心に効く 論語〈微子第十八〉
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ナレーター:
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宇野 直人
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著者:
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宇野 直人
このコンテンツについて
今なお東アジア、ひいては欧米にも大きな影響を与えており、格言として知られる名句も多くありますが、決して教訓一辺倒の堅苦しい書物ではなく、そこで繰り返し説かれているのは、“思いやり・まごころ・ゆるす心・ゆずる心・まごころ・うそをつかない・すじを通す”など、いつの世にも大切なことばかりなのです。
本居宣長が「聖人と 人は言へども 聖人の 類(たぐひ)ならめや 孔子はよき人」と詠んでいるのは、『論語』からうかがわれる孔子の特色をよく示しています。
〈微子第十八〉
ほかの章のように「子曰く」で始まる章が全くなく、古今の人物に対する孔子の批評 や、孔子をめぐる人物たち、とくに隠者と呼ばれる人々についての逸話を含みます。
「吾 斯(こ)の人の徒と与(とも)にするに非ずして、誰(たれ)とか与にせん」 「可も無く 不可も無し」「故旧 大故無ければ則ち棄てず」などの名句があります。
収録内容
章句 四百六十一
章句 四百六十二
章句 四百六十三
章句 四百六十四
章句 四百六十五
章句 四百六十六
章句 四百六十七
章句 四百六十八
章句 四百六十九
章句 四百七十
章句 四百七十一
講師:宇野直人(うの・なおと)
昭和二十九年、東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士。現在、共立女子大学国際学部教授。
著書に『中国古典詩歌の手法と言語』(研文出版)『漢詩の歴史』(東方出版)『漢詩の事典』(共著、大修館書店)など。平成十九年、NHKラジオ「古典講読――漢詩」講師、平成二十年より同「漢詩をよむ」講師。
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