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講談 古典怪異譚 十
- ナレーター: 旭堂 南湖
- 再生時間: 1 時間 45 分
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あらすじ・解説
「冬は義士 夏はおばけで飯を喰い」と川柳に詠まれたほど、 講談師は夏になると怪談を語ってきている。
講談師の旭堂南湖が贈る古典怪談。
故きを温ねて新しきを知る。
名調子で語る「日本の怪談」ここにあり。
牡丹燈籠「亡霊の恨み」(25分)
亡霊の傀儡となった伴三夫婦。亡霊の手引きによって、首尾よく飯島の屋敷より百両の金を盗み出した。お米が、「それでは伴三さん、きっとお嬢さまと新三郎さまが結ばれるように、お札をはがしておいて下さいよ」
「へい、承知しやした。何、大丈夫。お嬢さまが家の中へ入って、萩原の旦那と添寝ができるよう、きっと取りはからいますから」
「それではお願い申します」
二人の亡霊はそのままの夜の闇に消えてゆく。あとには牡丹燈籠がユラリユラリ。伴三は、身震いをして、「やっぱり気味が悪いや。いくら慣れたといっても、妙に体が震えやがる」谷中清水町の家に戻ってきた。女房のお峰も寝やらず待っている。
牡丹燈記(30分)
『牡丹燈籠』には原作がある。中国の明代の作で、剪灯新話の中の『牡丹燈記』。
日本の『牡丹燈籠』には、じめっとした怖さがある。一方、中国の『牡丹燈記』はどこかカラリとしている。
玄妙観の魏法師から護符をもらった喬生が、これを家に貼ると、麗卿、金蓮の亡霊はぴったりと来なくなる。それから一月ばかりして恐怖もやや柔らぎ、ある日、友人の家へ遊びに行った帰り、夕方になっているのに驚いて家路についたが、いつとはなしに 麗卿の葬ってある湖心寺の近くへさまよう。すると、
「旦那さま」
と 金蓮が顔を出して、
「お嬢さまがお待ち兼ねでございます」
と無理やり手を引っ張って湖心寺へ連れ込む。
他二編
土蜘蛛退治(25分)
湖上の笛(27分)
旭堂 南湖(きょくどう なんこ) プロフィール
講談師。
1973年生まれ。
滋賀県出身。
大阪芸術大学大学院修士課程卒業。
1999年、三代目旭堂南陵(無形文化財保持者・2005年死去)に入門。
2003年、大阪舞台芸術新人賞受賞。
2010年、文化庁芸術祭新人賞受賞。
2015年、『映画 講談・難波戦記-真田幸村 紅蓮の猛将-』全国ロードショー。主演作品。
2019年、CD「上方講談シリーズ4 旭堂南湖」発売。「血染の太鼓 広島商業と作新学院」「太閤記より 明智光秀の奮戦」収録。
講談師・旭堂南湖公式サイト https://nanko.amebaownd.com/
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講談 古典怪異譚 十に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- k.sou
- 2023/11/07
聴きやすい古典怪談
古典怪談の代名詞ともいえる牡丹燈篭を、心地よいテンポ感で聴けます
問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。
ありがとうございました。
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