『AI時代に生きる数学力の鍛え方』のカバーアート

AI時代に生きる数学力の鍛え方

思考力を高める学びとは

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AI時代に生きる数学力の鍛え方

著者: 芳沢 光雄
ナレーター: 柏野 昌俊
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このコンテンツについて

本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、デスクトップのライブラリー、またはアプリ上の「目次」でご確認ください。(アプリバージョン:Android 2.40以上、iOS 3.11以上)

クリエイティブになるには、数学力を高めるのが早道だ!!

AIが進化した今日、人間に求められるのは考える力や創造力であり、学校で学ぶ算数・数学は、実はそうした力を養うための絶好のトレーニングになります。

ところが現在、日本の算数・数学教育では、定理や解答を導く論理を飛ばして、テストの答えを「当てる」ためのやり方の暗記だけをさせるような学習がはびこっています。これを著者は、「暗記数学」と呼んで批判します。そうした教育では、物事を順序立ててとらえ、論理的に考える力を養うことにはまったくなりません。

そもそも「やり方を暗記して速く計算して答えを出す」といったことは、計算機が得意とする分野であり、人間がそこで計算機と競争しても適うはずがないのです。人間はむしろ、AIを良きパートナーとして共存することを目指すべきであり、計算機と競わない領域で活躍することに軸足を置くべきでしょう。

本書は「暗記数学」式の教え方のどこが悪いか、論理をきちんと教えるとどういう説明になるかを多数の実例を用いて解説します。小中高校生の父母は思わず納得、読み進むうちに数学的・論理的思考とはどういうものかが実感でき、今からでも実践できるので、ビジネスパーソンが読んでも遅すぎることはありません。

【主な内容】
第Ⅰ部 暗記数学の弊害と克服
第1章 暗記数学とは何か
第2章 数学的に考えることが苦手になるわけ
第3章 わが子を暗記数学に陥らせないための習慣
第4章 AI時代に必要な思考力を高める学び
第Ⅱ部 考える力を養う算数・数学の学びとは
第Ⅱ部の読み方 例題を通じて、ダメな学習法と良い学習法を知る
第5章 算数に見る暗記数学の罠
第6章 算数が好きになる話題
第7章 中学数学に見る暗記数学の罠
第8章 中学数学が好きになる話題
第9章 高校数学に見る暗記数学の罠
第10章 高校数学が好きになる話題
補章 AIを視野に置いた数学の学び方

©芳沢 光雄 (P)2021 Audible, Inc.
マネジメント

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数学は一つ

引き算は足し算の逆演算。割り算は掛け算の逆演算。実数は四則演算に閉じていて、関数と逆関数のいくつか。指数と対数。掛け算と割り算は一つの数であって、それくらいですかね。すべての数字をべき乗であらあわす数学もありますわなあ。確率統計はちょっと毛色が違う。あとは頭体操みたいなのに、1+2+3=1×2×3、あとはいかなる白地図は必ず4色の色鉛筆で塗り分けられる。直角三角形の斜辺の2乗は、底辺の2乗と高さの2乗。たんじゅんにピタゴラスの定理。底面積に高いを掛けて堆積で、同じ底面で先が尖っていたら3で割る。ある定点から1出発すると2次元なら円、3次元なら球である。ベクトル方程式。3辺が等しい。一辺とその両端の角。2辺狭角。三角関数はそれらの一般。微分は変化の兆しで、積分に円の公式を使うと積分で、x軸を回った堆積ですかね。数3はやったことがないから知らない。一回わかったらぜんぶわかるのが数学である。一生忘れないでしょう。あとはn=1を証明して、k番目を使ってk+1番目を導ければ、証明完成。大切なことはここで結論側出ていること。これ以上の議論は議論とはいわない。そういう思考を、馬鹿という。

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