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25-1.「やる気」、出さなきゃ?そもそも「やる気」ってなに?『モチベーションの心理学』『人生のレールをれる衝動のみつけかた』を読んで考えてみた。
- 2025/04/01
- 再生時間: 36 分
- ポッドキャスト
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サマリー
あらすじ・解説
<ほんのれんイベント情報>
ほんのれんラジオ 公開勉強会「カラダ、つかえてる?」
@編集工学研究所ブックサロン本楼
5月号のテーマ「カラダ、つかえてる?ーAI時代の身体」に向けた、公開勉強会を開催することにしました。いつもラジオを収録している「本楼」での開催です!
■2025年4月13日(日)15:00-18:00
https://honnorenradio0413.peatix.com/view
<編集工学研究所イベント情報>
Hyper-Editing Platform [AIDA]をひらく、AIDA OP(アイダオープン)2025
~大澤真幸氏と考える、ビジネスリーダーの学び方~
■2025年4月24日(木)19:00-21:30(予定)
■ほんのれん編集部も運営に携わる、圧倒的学びの場[AIDA]。一夜限りの一般公開イベントです!
https://www.eel.co.jp/aida/news/aida-open/
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ほんのれんvol.25は、 ”「やる気」出さなきゃ? 自分みがきor自分なくし”です。
<自分を動かすのは自分?>
2000年以降、自己啓発本が激増。いまや年間ベストセラー本の3~5割を占めているらしい。これは何の表れか? みんな自分で自分をモチベートせねばと必死なのかもしれない。いまは「やる気」も自己責任だ。
そもそも「やる気」とはなんだろう? 驚くことに「やる気」は1950年代後半に使われ始めた、かなり新しい言葉なのだそう。その背景にあるのは、自分で自分を奮い立たせることで立身出世できるという「自分みがき」の世界観だ。
しかし全く異なる「やる気的なるもの」もある。『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』(旬感本4/P12)は、「人にはモチベーションという言葉では説明しきれない非合理な衝動が潜んでいる」と指摘する。砂山をつくり続ける子や、虫に魅了される研究者は、自分みがきとは別次元。そこにあるのは、自分がなくなるほどの夢中だ。
モチベーションの語源「movere」は、ラテン語で「動かす」の意味。自分を動かすのは、自分だけじゃない。ならば動かされやすい状態になっておくために、「自分なくし」という手もあるのかも。5 冊の旬感本で「やる気」観を広げてみて。
<今月の旬感本>
(1)『アメリカは自己啓発本でできている─ベストセラーからひもとく』尾崎俊介(著) 平凡社 2024
(2)『なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか─バーンアウト文化を終わらせるためにできること』ジョナサン・マレシック(著) 吉嶺英美(訳)
青土社 2023
(3)『不合理だからうまくいく─行動経済学で「人を動かす」』ダン・アリエリー(著)櫻井祐子(訳)早川書房 2014
(4)『人生のレールを外れる衝動のみつけかた』谷川嘉浩(著) 筑摩書房 2024
(5)『「おのずから」と「みずから」─日本思想の基層』竹内整一(著) 筑摩書房 2023
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出演:ニレヨーコ、おじー、ウメコ、ハグ(丸善雄松堂)
編集:山内貴暉、リリ、はるにゃ
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