
wisの瀬戸内晴美-⓶「風のない日々⓶―影/マッシュルーム/蛇の衣/侘助」
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ナレーター:
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wis(ないとうさちこ)
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著者:
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瀬戸内晴美
このコンテンツについて
この12篇の短編から成る作品集の『風のない日々』は、瀬戸内晴美としての執筆の最後に当たる1986年に出版された。執筆活動の面でも、社会的活動の上でも最盛期だった。 本巻では、4つの作品の朗読を収録している。いずれも、今では熟年となった男女のこれまでの愛と性の機微を描いている。
「影」:田舎町の保険会社の支店に転任してきた家庭ある上司と関係ができて30数年。66歳となった今も73歳となった彼からの毎日の電話や来訪が心と体の張りとなっていたのだが、ふと新聞で目に入った記事を読んで衝撃を受ける。
「マッシュルーム」:高校生同士で駆け落ちして結ばれた一年上の夫は、50歳近くまで自分を顧みず好き放題に生き、今も同窓の女性との不倫を楽しんでいる。自分は平静を装いつつも実は生かしておけないと思うほど憎んでいた中、いつでも夫を殺せる方法を見出した。それからは自分も道で声をかけてくる男に身を委ね性の潤いを取り戻したのだった。
「蛇の衣」:十二の春から祇園の世界に入って地歩を固めた女を、独立してお茶屋の女将となるまで十年近くにわたって支援した男は、カナダで事業を興すといって日本を離れて以来、一切の連絡を断った。それから18年経ち、男の消息を彼女の娘がたまたま聞き込んできたのだが・・・。
「侘助」:高級欄間の老舗を家業とする父親の強い意向で長女に婿を迎えた。彼女が28歳の時に夫は出征したが、シベリアに抑留されて消息が途絶えた。彼女は出入りする宮大工に心惹かれていくようになったが、突然夫が生きていることがわかり引揚船で帰ってきた。それから三十年の歳月が駆け去った今は・・・
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