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サマリー
あらすじ・解説
■サムネ画像は:映画「憐れみの3章」©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.■産経新聞の映画担当記者が試写会で見た4作品をレビューします。 ■「憐れみの3章」 ヨルゴス・ランティモス監督の最新作。3つの物語で構成される。同じキャストがそれぞれの物語で異なる役柄を演じているが、さりげない共通点が加えられている。描かれているのは支配と欲望、愛と服従、信仰と妄信の間で揺れ動く人間の本質。不穏な空気を漂わせながらも、どこかユーモラスでスタイリッシュに描き出す手腕はさすが。 ■「Cloud クラウド」 6月に「蛇の道」(柴咲コウ主演)が公開されたばかりの黒沢清監督の新作は菅田将暉と初タッグを組んで、ネット社会を背景に雲のように湧き出る悪意の恐ろしさを描くサスペンス。主人公は悪人ではないが無自覚に他人を傷つけ、恨まれて報復の標的とされる転売屋。菅田は意図的に現実味を薄めた芝居により、この男を巧みに表現する。 ■「犯罪都市 PUNISHMENT」 拳一つで凶悪犯たちを打ち破る最強怪物刑事、マ・ソクト(マ・ドンソク)の戦いを描いた「犯罪都市」シリーズ4作目。主演のマがシナリオ原案から企画、製作に携わってきた。マの繰り出すボクシングアクションで次々と悪人が倒されていくさまは痛快。 ■「サウンド・オブ・フリーダム」 「性犯罪目的の児童売買を止めたい」という切実な願いに胸を打たれる。アレハンドロ・モンテベルデ監督作品。児童売買を行う犯罪組織を捜査する米政府組織の職員、ティム(ジム・カヴィーゼル)。犯罪者を逮捕しても、売られた子供たちを救えずに悩む彼は温床のコロンビアに。捜査官の身分も捨て、協力者の元マフィアらと闇の奥深くへ進む。 ■ナビゲーター 德重翠(木村きょうや声優・ナレータープロ養成塾)■「シネマプレビュー」では、産経新聞文化部の映画担当記者が試写を見た感想を率直にレビューします。メジャーな作品から、上映館数の少ない玄人好みの作品まで、幅広くセレクト。単館上映の作品は観るのをためらいがちですが、記者による踏み込んだ感想で「観に行きたくなる」こと必至。新聞社としての信頼と自信を持って魅力をお伝えします。■番組のフォロー、評価をお願いします!■産経Podcast おすすめの番組①『戦後史開封:ゴジラ編』1954年に劇場公開された初代「ゴジラ」。映画のアイデアは、日本を騒然とさせたビキニ環礁の水爆実験から生まれた‥。ゴジラ誕生の舞台裏をラジオドラマ風にお届けするドキュメンタリー番組。・Spotifyで聴く(リンク)・ApplePodcastで聴く(リンク)・Amazon Musicで聴く(リンク)②『ラーメン官僚と山口えりこの〝ずるっとラーメントーク〟』これまでに実食したラーメンは18,000杯以上の、現職の国家公務員で〝ラーメン官僚〟こと「かずあっきぃ」さんと、飲食トレンドリサーチャーの山口えりこさんの実用的なラーメン談義をお届けする番組。・Spotifyで聴く(リンク)・ApplePodcastで聴く(リンク)・Amazon Musicで聴く(リンク)■番組SNSでは最新情報をお届け・X(旧Twitter) ■産経Podcast 公式ウェブサイト・https://sankeipodcast.com/■産経Podcastとは。新聞紙面では伝えきれない情報を、産経新聞社の記者陣が厳選。ニュース解説、ドキュメンタリー、歴史、エンタメ、インタビューなどオリジナル音声コンテンツをお楽しみください。 ■アンケートフォームはこちら(リンク)See omnystudio.com/listener for privacy information.