• 円安、追加利上げ観測後退で続伸、来週は不安定予想
    2024/10/04

    【市場の総括】

    2024年10月4日の東京株式市場は続伸しました。終値は前日比83円56銭(0.22%)高の3万8635円62銭で取引を終えました。追加利上げの懸念が後退したことを背景に上げ幅を200円近くまで伸ばす場面がありましたが、雇用統計の発表をひかえており、様子見で上げ幅は縮小されました。

    石破首相が追加利上げを否定する発言をした影響が続き、急速な追加利上げへの懸念は後退しました。先週まで続いた円高基調は一気に巻き戻され、円安が進んだのも今週の相場を支えた要因となりました。TOPIXも続伸する中、原油高を背景にENEOS、INPEXなど関連銘柄の上昇が目立ちました。

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  • 2024/10/02 中東情勢の緊迫感で市場心理悪化、原油先物大幅上昇
    2024/10/03

    【市場の総括】

    2024年10月2日の東京株式市場は大幅反落しました。終値は前日比843円21銭(2.18%)安の3万7808円76銭で取引を終えました。一時は1,000円を超える下げ幅まで広がりましたが、下げ幅を縮小しながら取引を終え、投資家心理がさらに悪化する動きにはつながりませんでした。

    下げの要因となったのは中東情勢で、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表したことが市場の重荷となりました。プライム市場の8割が売られる中、出光興産、ENEOSなどの原油関連が買われました。

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  • 2024/10/03 円安傾向続き、半導体関連・輸出関連が物色される
    2024/10/03

    【市場の総括】

    2024年10月3日の東京株式市場は大幅に反発しました。終値は前日比743円30銭(1.97%)高の3万8552円06銭で取引を終えました。連日の乱高下で投資家は疲労感を強めています。ただし、日経の大きな動きは持ち合いという局面で方向感に自信をなくしています。

    円安・ドル高基調をが輸出関連を押し上げた他、前日の米国市場で買われた半導体の上昇を引き継ぎ日本でも買われたことが大幅な上昇につながりました。利上げに否定的な発言をした石破氏の発言も投資家心理を改善させました。

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  • 2024/10/01 米国3指数上昇、円安、自律反発買いでも3桁上昇
    2024/10/01

    【市場の総括】

    2024年10月1日の東京株式市場は大幅に反発しました。終値は前日比732円42銭(1.93%)高の3万8651円97銭で取引を終えました。前日の大幅な下落から自律反発を狙う買いが入った他、円安傾向が市場を支えました。

    前日の米国市場が3指数揃って流れを引き継ぎ、買いが先行してスタートしました。米国が利下げを急がない、一方、日本は追加利上げを急がない姿勢が同時に鮮明になり、大幅な上昇で終わりましたが、前日の変動幅の中に収まる動きでした。

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  • 2024/09/30 円安+株価の逆回転、石破政権の舵取りが問われる
    2024/10/01

    【市場の総括】

    2024年9月30日の東京株式市場は3営業日ぶりに大幅に反落しました。終値は前週末比1910円01銭(4.80%)安の3万7919円55銭で取引を終えました。大幅下落は先週の金曜日時点で予想されていたことで、むしろ踏みとどまった格好です。

    今年に入って3番目の下げ幅、史上5番目の下げ幅として記録され、2024年の相場が変動性の高い相場として記録されるのに一助しました。高市氏の勝利を前提に進んだ円安、株買いが逆行した流れでした。

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  • 2024/09/26 円安+権利確定+総裁選の材料揃うが、持続性に疑問
    2024/09/26

    【市場の総括】

    2024年9月26日の東京株式市場は大幅に反発しました。終値は前日比1055円37銭(2.79%)高の3万8925円63銭で取引を終えました。 一気に39,000円台に乗せてくる動きとなりました。

    前日のアメリカ市場で半導体関連株が上昇したことを受け、日本市場も半導体関連を中心として買いが広がりました。145円台まで進んだ円安傾向は、輸出関連株への買いに普及しました。 本日は権利確定の最終売買日であり、自民党総裁選への関心も高く、引けにかけて上昇して終わる強気相場となりました。

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  • 2024/09/25 円安傾向が継続、大幅利下げの連続の可能性に備えよ
    2024/09/25

    【市場の総括】

    2024年9月25日の東京株式市場は5営業日ぶりに反落しました。終値は前日比70円33銭(0.19%)安の3万7870円26銭で取引を終えました。 前日に続き、取引時間中は38,000円を上回る場面もありましたが、心理的な節目となっている価格を前にしてレジスタンスに合う形で再び割り込んで終わりました。

    業種別の選別が進み、前日も米国市場で上昇したハイテク株を中心に買いが広がり、大幅に上昇する場面もありました。 また日経は1週間足らずで1700円超を上げてきた経緯があり、利益確定の売りが出てくるタイミングでもありました。

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  • 2024/09/24 節目突破を前にして外国人の売越4週連続、要警戒
    2024/09/24

    【市場の総括】

    2024年9月24日の東京株式市場は4日続伸しました。終値は前週末比216円68銭(0.57%)高の3万7940円59銭で取引を終えました。 取引時間中には38,000円を超える強さを見せましたが、直近の急ピッチな上昇で利益確定を優先する売りが出て上げ幅を縮小して終わりました。

    先日の米国市場が連日で最高値を更新しており、為替市場では円安に振れたことが上昇の要因となりました。上げ幅が800円を超える場面もありましたが 直近の三日間で1500円以上上げてきたことから、過熱感を解消する動きにつながりました。

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