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エピソード28:「職場での熱中症対策義務化」について

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このコンテンツについて

エピソード28今回のテーマは

「職場の熱中症対策義務化(2024年6月1日施行)」についてです。


  • 2024年6月1日から、厚生労働省による「改正労働安全衛生規則」に基づき、職場での熱中症対策が義務化された。

  • これまでも熱中症対策は推奨されていたが、今回からは具体的な基準や対応が明確化され、企業の義務となった。

改正のポイント

  • 新たに「暑さ指数(WBGT値)」が基準として導入され、28℃以上の場合や気温31℃以上の場合は特に注意が必要となる。

  • WBGT値は気温・湿度・輻射熱を総合的に評価する指標で、専用の測定器(市販:3000~5000円程度)で測定する。

  • 外で働く人だけでなく、室内や倉庫などでもWBGT値が高い場合は熱中症リスクがあるため、場所ごとに測定が必要。


主な対策

  • 厚生労働省のホームページから熱中症対策ポスター等の資料をダウンロードし、社内で周知する。

  • 各職場・作業場所ごとにWBGT値を測定し、基準を超えた場合は作業環境や作業時間を見直す。

  • 熱中症が疑われる場合の対応フロー(作業中止・体を冷やす・水分補給・救急対応など)を社内で明確にし、訓練も実施する1。

  • 冷却資材や水分補給用の物品を常備し、AEDのように設置場所を明示する。

  • 安全衛生委員会などで熱中症対策を審議し、議事録を残してアクションプランを策定する。


注意点・今後の課題

  • 熱中症は6~9月に集中し、特に7~8月に全体の80%が発生しているため、6月中の対策が重要1。

  • 体調不良を我慢せず、初期症状の段階で早期対応することが命を守るカギ。

  • 対策を怠ると企業に罰則が科される可能性がある1。

  • 夏場の社内イベントや飲酒時も熱中症リスクが高まるため、注意喚起が必要。


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