エピソード

  • Curated: エキスパートによるコンシェルジェサービスがついたECサイト
    2021/12/15

    Curatedは2017年サンフランシスコで創業し、11月に$75M調達して総調達額は$141.5Mになりました。事業内容はコラボらティブなオンラインショッピングサービスで、人間のエキスパートが趣味やニーズに応じた商品選択をサポートしてくれます。買い物カテゴリーはスポーツで、スノボ・スキー・サイクリング・ゴルフ・キャンピング・フィッシング・テニス・スポーツ用のアパレルとなっています。

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  • Vagaro:サロン予約サービス
    2021/12/08

    Vagaroはヘアサロン、エステ、フィットネスコーチなどの予約ができるクラウドサービスを提供しています。2009年創業、2018年12月に$63M、この11月に$100Mを調達しました。予約以外に顧客管理(利用履歴、好みやアレルギーなどのメモ)、予約前の通知、フォームビルダー(顧客事前記入事項など)、サイトビルダー、レポート、クレカで支払いを受けられるモバイルアプリ、POSなどもサービスメニューにあり、顧客数は13万人としています。

    サロン・床屋予約では複数のベンチャーが高額増資をしており、$331Mを調達したZenoti、$167Mを調達したSquire、$118Mを調達したbooksyなどがあります。

    スモールビジネス向けは最近注目されてきた領域ですが、サロンもその一種となります。

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    11 分
  • Biolinq: 非侵襲血糖値計
    2021/12/01

    Biolinqは2012年に創業したSan Diegoのベンチャーで、この11月にシリーズBで$100M調達しました。同社では、コインサイズのバイオセンサーのパッチで、皮膚の表面に近い細胞の間にある間質液から血糖値を計測するとしています。針を刺さずに血糖値を測る非侵襲血糖値計は何十年もの間さまざまなトライがされてきましたが実現しない医療機器界のHoly Grail。果たしてBiolinqがついにその実現をすることになるのか今後に注目されます。

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  • Twin Health: パーソナライズした生活習慣改善
    2021/11/24

    Twin Healthは2017年創業、Mountain Viewに本社があり、10月にシリーズCで$140Mを調達しました。個々人からメタボリズムに関連するデータを収集し、その人の「デジタルツイン」を作り、栄養・睡眠・運動や呼吸などがどのような影響をもたらすかを予測分析、糖尿病等の発病を防いだり既に発症している糖尿病を改善するといった効果を狙っています。データはウェアラブル、血糖値計などから収集するのに加え、定期的な血液検査も行います。最近治験を行い良い結果も出ていますが、被験者は33人だけなのでより大々的な効用調査が望まれます。

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    11 分
  • Arcaea: 合成生物学でスキンケア用品を製造
    2021/11/17

    Arcaeaは今年創業、シリーズAで$78M調達したボストンのベンチャーで、バイオテックでスキンケア製品の原材料を作ろうとしています。合成生物学で上場したGinkgo BioworksからスピンオフしたArcaeaですが、今回の増資ラウンドにはシャネルと香水のトップメーカーGivaudan(ジボダン)も参加。従来動物由来で作られてきたケラチンを作るプロジェクト等が稼働中です。

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  • EquityBee: ベンチャーのストックオプション行使ファイナンシング
    2021/11/10

    EquityBeeは2018年にPalo Altoで創業、この9月にシリーズBで$57Mを調達、2月にも$20M増資しており、これまでの総調達額が$85Mになったベンチャーです。

    米国の未公開企業のストックオプションは、会社を辞めても一定期間内にオプションを行使して株を買って持ち続けることができます。ですが、それには平均的なケースで$140,000かかるとされており、なかなか覚悟が必要なわけです。一方で未公開ベンチャーに投資したいと思っている投資家はたくさんいるので、「ストックオプションを行使したい(元)社員」と「そのベンチャーの株に投資したい投資家」を結びつけるマーケットプレースを運用しているのがEquityBeeです。投資家は富豪のファミリーオフィスやファンド、富裕層の個人などで12,000人が登録済みとEquityBeeでは発表しています。

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  • Masterworks: アート分割投資
    2021/11/03

    Masterworksは2017年にニューヨークで創業したベンチャーで、この10月にシリーズAで$110Mを調達、企業価値も$1Bを超えていきなりユニコーンになりました。

    事業内容はアートのフラクショナル・シェアを提供すること。$1Mを超し評価が安定しているアートが対象で、Masterworksが購入したアートを分割して投資家に販売、投資家はMasterworksのマーケットプレースでセカンダリの取引(P2P売買)ができ、やがてMasterworksがそのアートを売却した際には、利益の20%をMasterworksが取り、残りを投資家で分け合います。

    不動産、コモディティなど、株・債券以外に投資することをオルタナティブ投資と言いますが、現在世界のオルタナティブ投資市場は$10T、約1100兆円を超すと言われており、その一部となるアート投資がMasterworksの事業領域となっています。

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  • MagicLeap
    2021/10/27

    Magic Leapは2010年創業のフロリダにあるARヘッドマウントディスプレイ開発ベンチャーです。Theranos、Nikola、WeWorkと並んで「怪しい会社」と言われ、昨年には社員の半分の1000人をレイオフ、風前の灯火と思われましたが、今年9月に$500Mを調達し、来年1月のCESにも出展予定です。これまでに$3.5Bを調達したMagic Leapは、当初は消費者向けに開発していた製品をB2Bに方向転換、CEOも創業者からマイクロソフトで事業開発のEVPをしていた人に代わっていますが、果たして今後どうなるのか見ものです。

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    12 分