• フレモニ吉兆庵 ~美味しい時間(ひととき)~ vol.06

  • 2024/06/24
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フレモニ吉兆庵 ~美味しい時間(ひととき)~ vol.06

  • サマリー

  • 毎月第4月曜日のこの時間にオープンする「フレモニ吉兆庵」は季節と旬の果実を愛する人が集う場所。和菓子を世界に発信する源吉兆庵の最新情報をお届けします。ここで美味しいひとときを過ごしてください♪今朝は、宗家 源吉兆庵 直営部 グループリーダー 梅田さん広報宣伝部 藤井さんにお越しいただきました!フレモニ吉兆庵へようこそ~♪よろしくお願いします!毎月、季節の話題をお伝えしていますが、6月下旬ということで(近づいてきました!)今日は「七夕」の話題を。七夕といえば、織姫さまと彦星さまが年に一度、天の川をわたって会うことが許される日ですよね。~七夕伝説~七夕伝説は中国の民間伝承がもとになっているんです。はた織りが上手な神様の娘『織姫』と働き者の牛飼いである『彦星』は、神様の引き合わせで結婚し仲良く過ごしていましたが、楽しさのあまり仕事をせずに遊んでばかりでした。怒った神様は2人を天の川の両端に引き離してしまいました。悲しさのあまり元気をなくした2人を見かね、7月7日を年に1度だけ会える日としました。というのが七夕に伝わるお話です。中国の民間伝承がルーツということは、中国にも七夕はあるんでしょうか?中国風にいうと織姫、彦星は織女(しょくじょ)、牽牛(けんぎゅう)といいます。ちなみに韓国やベトナムにも七夕はあるんです。日本には、奈良時代に宮中儀式として伝わって、江戸時代には「五節句(ごせっく)」の一つとされて、幕府公式の祝日でした。寺子屋などでは紙の短冊に願い事を書き、読み書きの上達を願ったようです。ちなみに七夕と書いて「たなばた」と読むのは、日本では古来、神事などに使う高貴な布を織る行為を棚機(たなばた)と呼んでいたからだそうです。短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付ける笹飾り。こちらはどんなルーツがあるんでしょうか?昔は、笹には神様が宿ると考えられていて、天から神様が降りてくる際に目印となるよう笹を立てていました。また、成長の早い竹は生命力の象徴でもあり、尖った笹は邪気を払うという考えから、魔除けとして使っていたとも言われています。1年を24等分した二十四節気は中国の気候をもとに名前がついているんですがこれは日本の季節感とは合わなかったりするんです。それを補足する形で「土用」とか「入梅」などの雑節があるんですがその一つ。夏至から数えて11日目の7月2日(今年は7月1日)から七夕までの5日間を「半夏生(はんげしょう)」いいます。「半分・夏・生きる」と書いて半夏生。これはどういった由来から?半夏生という名前の、ドクダミ科の多年草がありますがこれは葉が半分白くなる特徴を持ちます。これがまるで化粧をしたように見えたことから、「半分・お化粧」と書いて「半化粧(はんげしょう)」と呼ばれました。「この花が咲く頃=半夏生」になったと言われます。この半夏生にはどんなことをするんでしょう?いろいろな説がありますが、農作業の大切な目安として田植えは夏至のあと半夏生に入る前までに終わらせるのが良いとされ、無事に田植えが終われば田の神様に感謝をする行事を行い、この日の天気で収穫の出来を占ったりもしました。その半夏生を経て、日本は本格的な夏が始まる、ということなんですが夏のギフト、お菓子の話題ですが、今日は何をオススメしていただけますか。フルーツの香りや味わいを生かした新商品の「フルーツソルベ」を紹介します!ソルベというのは…(フランス生まれの冷製スイーツ。果物や果汁に洋酒を加えて凍らせたものです。)源吉兆庵では、白桃・メロン・マンゴー・ぶどう・レモンがあります。果実と相性の良い食物繊維を加え、口どけなめらかに仕上げました。冷凍庫で凍らせるとソルベとして、冷蔵庫で冷やすとムースとしてもお召し上がりいただけます。・シャーベットやジェラートとの違いは?ソルベはフランス語で、シャーベットは、英語です。見た目は似ていますが、シャーベットには、ミルクや卵白、または、ゼラチンが入っていることがあります。ジェラートは、イタリア語で果汁や果肉に卵白や...
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あらすじ・解説

毎月第4月曜日のこの時間にオープンする「フレモニ吉兆庵」は季節と旬の果実を愛する人が集う場所。和菓子を世界に発信する源吉兆庵の最新情報をお届けします。ここで美味しいひとときを過ごしてください♪今朝は、宗家 源吉兆庵 直営部 グループリーダー 梅田さん広報宣伝部 藤井さんにお越しいただきました!フレモニ吉兆庵へようこそ~♪よろしくお願いします!毎月、季節の話題をお伝えしていますが、6月下旬ということで(近づいてきました!)今日は「七夕」の話題を。七夕といえば、織姫さまと彦星さまが年に一度、天の川をわたって会うことが許される日ですよね。~七夕伝説~七夕伝説は中国の民間伝承がもとになっているんです。はた織りが上手な神様の娘『織姫』と働き者の牛飼いである『彦星』は、神様の引き合わせで結婚し仲良く過ごしていましたが、楽しさのあまり仕事をせずに遊んでばかりでした。怒った神様は2人を天の川の両端に引き離してしまいました。悲しさのあまり元気をなくした2人を見かね、7月7日を年に1度だけ会える日としました。というのが七夕に伝わるお話です。中国の民間伝承がルーツということは、中国にも七夕はあるんでしょうか?中国風にいうと織姫、彦星は織女(しょくじょ)、牽牛(けんぎゅう)といいます。ちなみに韓国やベトナムにも七夕はあるんです。日本には、奈良時代に宮中儀式として伝わって、江戸時代には「五節句(ごせっく)」の一つとされて、幕府公式の祝日でした。寺子屋などでは紙の短冊に願い事を書き、読み書きの上達を願ったようです。ちなみに七夕と書いて「たなばた」と読むのは、日本では古来、神事などに使う高貴な布を織る行為を棚機(たなばた)と呼んでいたからだそうです。短冊に願い事を書いて、笹竹に飾り付ける笹飾り。こちらはどんなルーツがあるんでしょうか?昔は、笹には神様が宿ると考えられていて、天から神様が降りてくる際に目印となるよう笹を立てていました。また、成長の早い竹は生命力の象徴でもあり、尖った笹は邪気を払うという考えから、魔除けとして使っていたとも言われています。1年を24等分した二十四節気は中国の気候をもとに名前がついているんですがこれは日本の季節感とは合わなかったりするんです。それを補足する形で「土用」とか「入梅」などの雑節があるんですがその一つ。夏至から数えて11日目の7月2日(今年は7月1日)から七夕までの5日間を「半夏生(はんげしょう)」いいます。「半分・夏・生きる」と書いて半夏生。これはどういった由来から?半夏生という名前の、ドクダミ科の多年草がありますがこれは葉が半分白くなる特徴を持ちます。これがまるで化粧をしたように見えたことから、「半分・お化粧」と書いて「半化粧(はんげしょう)」と呼ばれました。「この花が咲く頃=半夏生」になったと言われます。この半夏生にはどんなことをするんでしょう?いろいろな説がありますが、農作業の大切な目安として田植えは夏至のあと半夏生に入る前までに終わらせるのが良いとされ、無事に田植えが終われば田の神様に感謝をする行事を行い、この日の天気で収穫の出来を占ったりもしました。その半夏生を経て、日本は本格的な夏が始まる、ということなんですが夏のギフト、お菓子の話題ですが、今日は何をオススメしていただけますか。フルーツの香りや味わいを生かした新商品の「フルーツソルベ」を紹介します!ソルベというのは…(フランス生まれの冷製スイーツ。果物や果汁に洋酒を加えて凍らせたものです。)源吉兆庵では、白桃・メロン・マンゴー・ぶどう・レモンがあります。果実と相性の良い食物繊維を加え、口どけなめらかに仕上げました。冷凍庫で凍らせるとソルベとして、冷蔵庫で冷やすとムースとしてもお召し上がりいただけます。・シャーベットやジェラートとの違いは?ソルベはフランス語で、シャーベットは、英語です。見た目は似ていますが、シャーベットには、ミルクや卵白、または、ゼラチンが入っていることがあります。ジェラートは、イタリア語で果汁や果肉に卵白や...

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