• 最終話「会津蒲生~只見」

  • 2024/09/01
  • 再生時間: 9 分
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最終話「会津蒲生~只見」

  • サマリー

  • 会津蒲生駅から見えなかった只見川を再開するとその姿に驚きます。河川敷は広いけど川幅が狭くなっている!上流の只見ダムなどの放水の影響もあるのでしょうが、上流に来ました!と実感せずにいられません。会津蒲生駅を出発して車内アナウンスが流れます。もうすぐ旅の終点只見駅です。列車は新潟県まで走り抜けますが、この番組の旅は只見で下車。只見川とともに進路を大きく南に向きをかえると市街地が広がります。只見町はダム建設などもあり比較的開けた土地です。只見川と只見線は市街地を挟んで大きく離れていき姿が見えなくなりました。運行距離約88kmに対して所要時間3時間という謎が多きゆったり路線。88kmは東京と小田原間に近いと言えば想像しやすいでしょうか?収録しながら降車準備を始めるも録音機材をしまうことができないため、抱えて下車するという怪しい動き。只見線は全線ワンマン運転なので運転手さんの隣にある料金箱に切符を入れて前方の降車ドアからおります。静かだと感じていた車内でしたが、降りた途端に無音の世界に飛び込んできたような錯覚に。車両前の線路を横切り、只見駅の駅舎へ。放送では流れていませんが、改札を出てまだ停車中の只見線の車両にマイクを向けます。列車内ではJR東日本様との約束で三脚を使用しませんでしたら、外では三脚を使えます!ディーゼルエンジンのアイドリング音は50m程離れた場所でもしっかり捉えています。ヘッドホンで耳を澄ますとひばりの囀りが上空から聞こえます。一羽?いや二羽います。列車の音とひばりの声以外、何も聞こえません。駅前なのにそれだけです。駅前には食堂など建物もありますが、そこからは何も聞こえず、ただただひばりと只見線のみ。小出駅へ出発した列車を見送ると、いよいよひばりだけが囀る只見駅になりました。今回は初めての取り組みであったため最上級の臨場感をお届けできなかったことをお詫びします。同時に普段私たちが耳で感じる列車の音は音だけではないことを再認識しました。椅子下から伝わるエンジンやモーターの唸り、窓越しに飛び込む走行音など、マイクだけでは拾いきれない音が「列車の音」として私たちに飛び込んできます。もし少しでも音の旅にご興味を持っていただければ幸いです。
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あらすじ・解説

会津蒲生駅から見えなかった只見川を再開するとその姿に驚きます。河川敷は広いけど川幅が狭くなっている!上流の只見ダムなどの放水の影響もあるのでしょうが、上流に来ました!と実感せずにいられません。会津蒲生駅を出発して車内アナウンスが流れます。もうすぐ旅の終点只見駅です。列車は新潟県まで走り抜けますが、この番組の旅は只見で下車。只見川とともに進路を大きく南に向きをかえると市街地が広がります。只見町はダム建設などもあり比較的開けた土地です。只見川と只見線は市街地を挟んで大きく離れていき姿が見えなくなりました。運行距離約88kmに対して所要時間3時間という謎が多きゆったり路線。88kmは東京と小田原間に近いと言えば想像しやすいでしょうか?収録しながら降車準備を始めるも録音機材をしまうことができないため、抱えて下車するという怪しい動き。只見線は全線ワンマン運転なので運転手さんの隣にある料金箱に切符を入れて前方の降車ドアからおります。静かだと感じていた車内でしたが、降りた途端に無音の世界に飛び込んできたような錯覚に。車両前の線路を横切り、只見駅の駅舎へ。放送では流れていませんが、改札を出てまだ停車中の只見線の車両にマイクを向けます。列車内ではJR東日本様との約束で三脚を使用しませんでしたら、外では三脚を使えます!ディーゼルエンジンのアイドリング音は50m程離れた場所でもしっかり捉えています。ヘッドホンで耳を澄ますとひばりの囀りが上空から聞こえます。一羽?いや二羽います。列車の音とひばりの声以外、何も聞こえません。駅前なのにそれだけです。駅前には食堂など建物もありますが、そこからは何も聞こえず、ただただひばりと只見線のみ。小出駅へ出発した列車を見送ると、いよいよひばりだけが囀る只見駅になりました。今回は初めての取り組みであったため最上級の臨場感をお届けできなかったことをお詫びします。同時に普段私たちが耳で感じる列車の音は音だけではないことを再認識しました。椅子下から伝わるエンジンやモーターの唸り、窓越しに飛び込む走行音など、マイクだけでは拾いきれない音が「列車の音」として私たちに飛び込んできます。もし少しでも音の旅にご興味を持っていただければ幸いです。

最終話「会津蒲生~只見」に寄せられたリスナーの声

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