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サマリー
あらすじ・解説
【明治28年発表】
「黒猫・その23」
https://podcasters.spotify.com/pod/show/u6c34u6708/episodes/23-e2jhal5
のつづき。
秋山とお小夜の相思相愛を祝福するかのごとく、お小夜の髪を高島田(人妻が結う髪形)に拵えたお島。
一世一代の大仕事を終えた途端にお島は自刃する。
その時戸外から呼びかける女性の声。
それはお島が姉とも慕う、元新橋芸妓の小俊であった。
異変に気付き急いで駆け付けた小俊だが、お島はすでに虫の息。
小俊は悲しみを堪えながら、お島が結い上げたお小夜の髪を褒め称え、お島に変わって二人の仲を取り持つことを誓う。
その言葉に安堵したお島は、最後に小俊の髪を整える力が残っていないことを口惜しがりながら、息絶えるのだった---
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