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サマリー
あらすじ・解説
近藤勝重さんが最後に遺していかれた一冊が発売されました。 「人間通の名言 唸る、励まされる、涙する」(幻冬舎)です。本の帯にはこうあります。「生きることの喜びと悲しみが心にしみる」。 近藤さん自身の「はじめに」の最後に記された日付は2024年5月6日。亡くなられたのは5月10日でしたから、命のエネルギーを最後の最後まで、この本に込めて逝かれたことがわかります。近藤さんがどうしても残しておきたいと希った、先人たちの言葉たち。それぞれが、生きることの意味を再発見させてくれます。 「あなたの生き方のお役に立てていただければ、これほど嬉しいことはありません。」と近藤師範は結んでいます。私の大切な一冊になりそうです。(水野晶子)