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サマリー
あらすじ・解説
レイナルド・アーンは、外交官であるユダヤ系ドイツ人の父とバスク人の母との間に13番目の子供として、ベネズエラの首都カラカスで生まれました。3歳の時にフランスに移住し、11歳でフランス国立パリ音楽院に入学。13歳で有名な『私の詩に翼があったなら』を書いたほどの早熟の天才でした。
師匠のジュール・マスネのおかげで、パリのサロンで演奏する機会を得て、自らの曲を自らの美声で披露。生涯のパートナーとなる作家のマルセル・プルーストともそこで出会ったようです。
今回は、パリで活躍するソプラノ歌手の安田麻佑子さんがフランスのレーベルArties'sから2016年に発表したアルバム『Estampes』より、アーンの歌曲2曲を届けします。
中田昌樹さんのFacebookでは番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。
【出演】中田昌樹(指揮者)
【演奏】レイナルド・アーン作曲 『春』『リラの茂みのナイチンゲール』
安田麻佑子(ソプラノ)/ロマン・デシャルム(ピアノ)
イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行
【提供】笹川日仏財団