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サマリー
あらすじ・解説
【内容】
「金融検閲」とも呼ばれている / 電子書店が中心 / 主に成人向けコンテンツが標的 / 最近はエロ以外にも影響が / ニコニコ動画も / 最近は大手メディアでも報道が / 決済代行事業者から加盟店にNGワードのリストが届く / 3日以内に削除対応しなさい / NGワードには「犯」1文字も / ミステリー作品が軒並み引っかかる / まさに言葉狩り / ECサイトでは基本、現金が使えない / クレジットカード決済は約半分 / Visa・Mastercardはそのうち約7割 / サービス停止に追い込まれてしまった「マンガ図書館Z」 / 決済代行事業者からクレカ以外の決済手段もぜんぶまとめて止められてしまった / 再始動に向けクラウドファンディング実施中 / プレミアム会員の決済が止まった / 原因がなのかはっきりしない / VisaやMastercardは否定している / アクワイアラーや決済代行事業者? / 加盟店が違反したときのペナルティーが厳しい / 即時取引停止・違反金請求 / 過剰反応している? / パネル「金融的検閲と表現の自由」で聞いた話とも符合 / 質問すらできない問答無用 / 優越的地位の濫用? / Visa Core Rules / なぜ急に厳しくなったのか? / 規制は以前からあった / 北米のアダルト動画共有サイト「PornHub」 / 児童性的虐待動画がアップロードされた / 決済事業者のVisaも訴えられた / Visaにも責任があるという判決 / これが震源地? / 表現が違法か否かの境界は国に依って違う / 文化戦争 / 性的虐待・性的犯罪はもちろん断固反対 / でも被害者のいない表現は? / 日本では児童ポルノ禁止法が1999年に施行 / 創作表現は規制対象外 / しかし、井上雄彦『バガボンド』、小山ゆう『あずみ』、三浦建太郎『ベルセルク』などが書店から撤去された歴史がある / あくまで推測だが、日本では合法な表現が、いままでは見逃されてきたのが、見逃されなくなってきたのではないか? / Visaの合法違法判断は、使われたカードが発行された国と、加盟店の国の両方の法律に基づく / 違法な国から合法な国に来て買い物をする人がいる / 越境取引が簡単 / Visaへの判決を受け、まずアメリカ国内を対応、次に日本など段階的に対応しているのでは? / 創作表現は、どこで線が引かれるか? / ケモ耳・しっぽだけの場合は人? ケモノ? / 恣意的な判断をされる可能性 / だから日本では非実在青少年の性表現は規制対象外 / 被害者がいる事件の解決に労力を注ぐべき
【参考記事】
朝日新聞「『アダルト作品取り扱い』でカード決済停止 企業の自由か表現規制か」(2025年2月21日)
https://www.asahi.com/articles/AST2N2VQ7T2NUTIL010M.html
日本経済新聞「ニコ動で海外カードNG コンテンツ規制が問う決済主権」(2025年2月23日)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE07BGG0X00C25A2000000/
ITmedia NEWS「クレカの表現規制、真犯人は誰か 見えてきた“構造的原因”を解説する」(2025年3月7日)
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2503/07/news144.html
うぐいすリボンnote「パネル:金融的検閲と表現の自由」(2025年3月10日)
https://note.com/uguisu_ribbon/n/n8b28650a152f
「マンガ図書館Zは帰って来る!」サイト再始動プロジェクト(MotionGallery)
https://motion-gallery.net/projects/manga-toshokan-z
【おたより投稿(Googleフォーム)】
https://forms.gle/GnCpvxTfFVC1LW8m9