
#224カウンセラーの基本姿勢は前向き?それとも・・
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このコンテンツについて
このエピソードでは、カウンセラーに本当に必要な心構えやスタンスについて掘り下げます。
多くの場合「前向きが良い」と思われがちですが、実はまず基本となるのは「中庸」「ニュートラル」というスタンスです。
これは、感情に流されず落ち着いて冷静に、現実をありのままに正確に認識する姿勢のこと。
なぜなら、クライアントが厳しく苦しい、ネガティブな状況にいる時、そこにいきなりポジティブな姿勢で接しても、抵抗を感じさせ、受け入れられなくしてしまうからです。
ニュートラルとは、クライアントの状況を「良いか悪いか」でなく、「何が、どのように起きているのか」を正確に理解すること。
これは災害や緊急医療の現場で、まず現状を正確に把握することが不可欠なのと同じです。
このニュートラルな姿勢こそが、相手を助け、正しい判断をする上で最も重要なのです。
そして、この正確な現状認識(ニュートラル)を土台とした上で、初めて状況を改善していくための「前向きな姿勢」や可能性への展望が必要になってきます。
「ただ前向きなだけでは援助にならない理由」が、この音声でクリアになります。
カウンセラーを目指す方、またはカウンセリングに関心のある方にとって、非常に重要な視点が得られるはずです。
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