• #58 音に関するニュース「音ニュー」2022年9月号

  • 2022/09/29
  • 再生時間: 7 分
  • ポッドキャスト

#58 音に関するニュース「音ニュー」2022年9月号

  • サマリー

  • 世の中に溢れる様々なニュースの中から、 音に関する話題だけを番組独自の視点でピックアップしてお届けします。 まず一つ目のニュースです。 なぜメロディ信号機は減った? 「通りゃんせ」「夕焼け小焼け」から「カッコー」疑似音に変化した理由とは https://kuruma-news.jp/post/548765 くるまのニュース 9/2の記事です。 「かつての歩行者用信号機のなかには青信号の際に、「通りゃんせ」などの音楽が流れる信号機が多く見られました。しかしながら、最近では音楽が流れる信号機が減っているといいますが、実際にはどのような状況なのでしょうか」 確かに昔は「通りゃんせ」のメロディが流れてた記憶がありますけど、 いつからか「カッコー」か「ぴよぴよ」に置き換わりましたね。 記事によると、昔は 「故郷の空」「春の小川」「夕焼け小焼け」 と、色々使われてたらしいんですけど、 これは全国各地でバラバラに使われてたみたいで、 目の不自由な方からすると、統一してくれないと 混乱してしまう、ということで、1975年に 「通りゃんせ」「故郷の空」 の二曲を使うことで統一されたそうです。 それが2003年にはより分かりやすくするために、 現在の「カッコー」と「ぴよぴよ」になったらしいです。 2003年ってことは、19年前ですから、 うちの子を含めて、「通りゃんせ」を聞いたことがないひともたくさんいるということですね。 かくいう僕も、75年生まれなので、 夕焼け小焼けは聞いたことがない、ということになりますね。 続いてのニュースです。 周囲に音が漏れないマイク、Shiftallが発売--カフェでのWeb会議やメタバースに https://japan.cnet.com/article/35192726/ CNET Japan 9/2の記事です。 「Shiftallは9月2日、防音をうたうBluetoothマイク「mutalk」(ミュートーク)の予約受付を開始した。希望小売価格は税込1万9900円で、発送開始は2022年11月〜12月頃を予定する」 VRゴーグルに似たような形のこのマイクで話すと、 聞き手には声以外のノイズが小さくなるし、自分の話し声が周りにも聞こえにくい、ということだそうです。 ウェブ会議の場合だと、会議室じゃなくて 自分のデスクであったり 自宅の部屋からだったりすることがあるので、 周りの騒音が気になることがよくありますけど、 かと言ってこんな飯盒を猿轡したみたいなものを着けた姿で 会議の画面に共有されるのはかなり抵抗がありますね。 まあ使う時は画面共有を切る前提にしたいところですけど、 普及していくとそれも当たり前になるんでしょうか。 VRゴーグルも、まだちょっとギャグっぽい扱われ方をしている気がするので、 そうそうなかなか慣れない気がしますけど。 続いてのニュースです。 サターンVの発射音はコンクリートを溶かし草を燃やしたか? 都市伝説を真面目に検証! https://sorae.info/space/20220903-saturn-v.html SORAE 9/3の記事です。 「アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した「サターンV」は、人類を月に送り込むアポロ計画で1960年代から1970年代にかけて使用された、高さ110m、総重量2800トンという巨大なロケットです。発射時の推力は3480万ニュートンであり、これを超える予定があるのはNASAの「SLS(スペース・ローンチ・システム)」と、スペースXの「スーパーヘビー」だけです。 さて、サターンVに関しては、以下のような都市伝説がインターネット上でまことしやかに囁かれてきました。サターンVの発射音はあまりにも強烈であるため、音のエネルギーでコンクリートを溶かし、1マイル (1.6km) 先にある草を燃やした、というのです。これは本当なのでしょうか? ブリガム・ヤング大学のKent L. Gee氏などの研究チームは、サターンVの発射音について研究し、この噂は誤りであると結論付けました。Gee氏らの論文は、The Journal of the Acoustical Society of Americaの音響学教育に関する特別号の一部として掲載されました」 ロケット噴射で出る炎ではなくて、音で燃えたり溶けたりする、 という、にわかには信じ難い話ですが、 実際この論文でもそこに関しては否定してるみたいなんですけど、 音波で温度が上がることは確からしいです。 要するに空気の圧縮・膨張が音として発生するので、 僕...
    続きを読む 一部表示
activate_samplebutton_t1

あらすじ・解説

世の中に溢れる様々なニュースの中から、 音に関する話題だけを番組独自の視点でピックアップしてお届けします。 まず一つ目のニュースです。 なぜメロディ信号機は減った? 「通りゃんせ」「夕焼け小焼け」から「カッコー」疑似音に変化した理由とは https://kuruma-news.jp/post/548765 くるまのニュース 9/2の記事です。 「かつての歩行者用信号機のなかには青信号の際に、「通りゃんせ」などの音楽が流れる信号機が多く見られました。しかしながら、最近では音楽が流れる信号機が減っているといいますが、実際にはどのような状況なのでしょうか」 確かに昔は「通りゃんせ」のメロディが流れてた記憶がありますけど、 いつからか「カッコー」か「ぴよぴよ」に置き換わりましたね。 記事によると、昔は 「故郷の空」「春の小川」「夕焼け小焼け」 と、色々使われてたらしいんですけど、 これは全国各地でバラバラに使われてたみたいで、 目の不自由な方からすると、統一してくれないと 混乱してしまう、ということで、1975年に 「通りゃんせ」「故郷の空」 の二曲を使うことで統一されたそうです。 それが2003年にはより分かりやすくするために、 現在の「カッコー」と「ぴよぴよ」になったらしいです。 2003年ってことは、19年前ですから、 うちの子を含めて、「通りゃんせ」を聞いたことがないひともたくさんいるということですね。 かくいう僕も、75年生まれなので、 夕焼け小焼けは聞いたことがない、ということになりますね。 続いてのニュースです。 周囲に音が漏れないマイク、Shiftallが発売--カフェでのWeb会議やメタバースに https://japan.cnet.com/article/35192726/ CNET Japan 9/2の記事です。 「Shiftallは9月2日、防音をうたうBluetoothマイク「mutalk」(ミュートーク)の予約受付を開始した。希望小売価格は税込1万9900円で、発送開始は2022年11月〜12月頃を予定する」 VRゴーグルに似たような形のこのマイクで話すと、 聞き手には声以外のノイズが小さくなるし、自分の話し声が周りにも聞こえにくい、ということだそうです。 ウェブ会議の場合だと、会議室じゃなくて 自分のデスクであったり 自宅の部屋からだったりすることがあるので、 周りの騒音が気になることがよくありますけど、 かと言ってこんな飯盒を猿轡したみたいなものを着けた姿で 会議の画面に共有されるのはかなり抵抗がありますね。 まあ使う時は画面共有を切る前提にしたいところですけど、 普及していくとそれも当たり前になるんでしょうか。 VRゴーグルも、まだちょっとギャグっぽい扱われ方をしている気がするので、 そうそうなかなか慣れない気がしますけど。 続いてのニュースです。 サターンVの発射音はコンクリートを溶かし草を燃やしたか? 都市伝説を真面目に検証! https://sorae.info/space/20220903-saturn-v.html SORAE 9/3の記事です。 「アメリカ航空宇宙局(NASA)が開発した「サターンV」は、人類を月に送り込むアポロ計画で1960年代から1970年代にかけて使用された、高さ110m、総重量2800トンという巨大なロケットです。発射時の推力は3480万ニュートンであり、これを超える予定があるのはNASAの「SLS(スペース・ローンチ・システム)」と、スペースXの「スーパーヘビー」だけです。 さて、サターンVに関しては、以下のような都市伝説がインターネット上でまことしやかに囁かれてきました。サターンVの発射音はあまりにも強烈であるため、音のエネルギーでコンクリートを溶かし、1マイル (1.6km) 先にある草を燃やした、というのです。これは本当なのでしょうか? ブリガム・ヤング大学のKent L. Gee氏などの研究チームは、サターンVの発射音について研究し、この噂は誤りであると結論付けました。Gee氏らの論文は、The Journal of the Acoustical Society of Americaの音響学教育に関する特別号の一部として掲載されました」 ロケット噴射で出る炎ではなくて、音で燃えたり溶けたりする、 という、にわかには信じ難い話ですが、 実際この論文でもそこに関しては否定してるみたいなんですけど、 音波で温度が上がることは確からしいです。 要するに空気の圧縮・膨張が音として発生するので、 僕...

#58 音に関するニュース「音ニュー」2022年9月号に寄せられたリスナーの声

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。