エピソード

  • #26 「Cloud クラウド」と「回路」
    2024/10/02


    今回まず取り上げるのは、

    9月27日公開の映画「Cloud クラウド」


    世間から忌み嫌われる転売ヤーとして真面目に働く主人公吉井。

    彼が知らず知らずのうちにばら撒いた増悪の粒はネットの闇を吸って成長し、

    ドス黒い集団狂気へとエスカレートしていく、、、


    番組開始から早くも3作目のピックアップとなる黒沢清監督最新作を、

    主演である菅田将暉さんの魅力と共に解説していきます。


    そして合わせて紹介するのは、

    同じく黒沢清監督による2001年の作品「回路」


    「Cloud クラウド」をもう観た!という方も、

    黒沢清作品をまだ観たことがない、という方も、

    お好きな時間にお好きな場所で是非。


    番組の感想は #オーシネマ をつけてポストしてください。

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    24 分
  • #25「憐れみの3章」と「哀れなるものたち」
    2024/09/25

    今回まず取り上げるのは、

    9月27日公開の映画「憐れみの3章」


    ヨルゴス・ランティモスとエマ・ストーンのタッグによる最新作


    自分の人生を取り戻そうと格闘する男、

    海難事故から帰還するも別人のようになってしまった妻を恐れる警官、

    奇跡的な能力を持つ特別な人物を懸命に探す女、、

    という3つの物語からなるこの作品


    どうやった見やすいのか?、どんな味なのか?、解説しながら、

    前作「哀れなるものたち」と比較しつつ、

    ヨルゴス・ランティモス作品の特徴とその魅力についても、

    深掘りしていきます。


    ヨルゴス・ランティモス大好き!という方はもちろん、

    ちょっと苦手、、、と言う方にこそ聞いてほしい内容です。


    お好きな時間にお好きな場所で是非。


    番組の感想は #オーシネマ をつけてポストしてください。



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    21 分
  • #24「スオミの話をしよう」と「竜馬の妻とその夫と愛人」
    2024/09/18

    今回まず取り上げるのは、

    9月13日公開の映画「スオミの話をしよう」


    三谷幸喜監督脚本による5年ぶりの新作


    著名な詩人の妻、「スオミ」が行方不明になった。

    やがて詩人の屋敷に続々と集まってくるスオミの過去を知る男たち。

    だが不思議なことに、彼らの思い出の中のスオミは、見た目も性格もまるで別人だった、、、

    というこの作品ですが、、、、、


    映画と演劇の違いとは何か?

    三谷幸喜とはどんな人物なのか?


    同じく三谷幸喜原作、脚色による2002年の映画

    「龍馬の妻とその夫と愛人」と比較しながら、

    「今見るべき」理由をお話ししていきます。


    「スオミの話をしよう」をもう観たという方も、

    まだ観てないというかたも、お好きな時間にお好きな場所で是非。


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    24 分
  • #23「ヒットマン」と「6才のボクが、大人になるまで。」
    2024/09/11

    今回まず取り上げるのは、

    9月13日公開の映画「ヒットマン」


    偽の殺し屋に扮したおとり捜査官として警察に協力した実在の人物、

    ゲイリー・ジョンソンにインスパイアされた、

    リチャード・リンクレイターの最新作。


    今までブラッド・ピットなど、

    多くのプロデューサーが作品化に失敗してきたという、

    曰くつきのこの原案を、

    リチャード・リンクレイターはいかにして映画化したのか?

    そしてその魅力はどこにあるのか、紐解いていきます。


    合わせて紹介する過去作は、

    同じくリチャード・リンクレイターによる2014年の映画

    「6才のボクが、大人になるまで。」です。


    リチャード・リンクレイター大好き!というかたも、

    あまり知らないかも、、というかたも、お好きな時間にお好きな場所で是非。


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    22 分
  • #22「ナミビアの砂漠」と「わたしは最悪」
    2024/09/04

    今回まず取り上げるのは、

    9月6日公開の映画「ナミビアの砂漠」


    19歳という若さで「あみこ」を初監督し、

    その後史上最年少でベルリン国際映画祭のフォーラム部門に招待されるなど、

    若くして注目を集める山中瑶子(ようこ)による初の長編映画。


    この映画を主演であり、

    今年は彼女の年と言っても過言ではない、

    河合優実さんについてをメインに、語っていきます。


    そしてその内容の近さから、

    是非一緒に見てもらいたいもう一つの作品は、

    2022年日本公開のノルウェー映画、「わたしは最悪」


    「ナミビアの砂漠」、公開が楽しみ!というかたも、

    知らなかった!というかたも、お好きな時間にお好きな場所で是非。


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    29 分
  • #21 「マミー」と「日本の黒い夏 - 冤罪」
    2024/08/28

    今回まず取り上げるのは、

    8月3日公開のドキュメンタリー映画「マミー」


    1998年に起きた「和歌山毒物カレー事件」事件。

    2009年に最高裁で死刑が確定した林真澄容疑者は、

    今も獄中から無実を訴えかけているが、

    その息子も、母の無罪を信じているという。


    では彼はなぜ母の無罪を信じるようになったのか、

    そして犯人は誰なのか、

    事件発生から四半世紀たった今、

    二村真弘監督が突破口を探ろうとしていくが、、、と言うこの映画


    証言の曖昧さや 捜査の強引さなどの視点を軸に、

    松本サリン事件を題材にした2001年の映画

    「日本の黒い夏 - 冤罪」と比較しながら、紐解いていきます。


    「マミー」をもう見たという方も、

    まだ見てない言う方も、お好きな時間にお好きな場所で是非。


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    24 分
  • #20「 Chime」と「CURE」
    2024/08/21

    今回まず取り上げるのは、

    8月2日公開の映画「Chime」


    メディア配信プラットフォーム、

    Roadsteadオリジナル作品第1弾として、

    「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから、

    黒沢清監督が作り出した中編作品


    料理教室を舞台に、

    主人公の松岡が変容していき驚くべき行動に出る。

    その異変のきっかけはチャイムの音だった、、、という内容なのですが、、、

    いわゆるJ-ホラー的な展開ではありません。


    では大人が通う料理教室という設定をいかし、

    どんな「怖さ」のある映画なのか?、解説していきます。


    そして取り上げるもう一つの作品は、

    同じ黒澤作品の中から1997年公開の映画「CURE」


    「正気」と「狂気」という切り口から比較していきます。


    「CURE」をもう見たという方も、

    まだ見てない言う方も、お好きな時間にお好きな場所で是非。


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    25 分
  • #19「# スージー・サーチ」と「神は見返りを求める」
    2024/08/14


    今回まず取り上げるのは、

    8月9日公開の映画「#スージー・サーチ」


    ポッドキャストで未解決事件の考察を配信するものの、

    なかなかフォロワーの増えない孤独な大学生のスージーは、

    同級生のジェシーが失踪する事件を通して、一躍脚光を浴びる存在になる。

    誰もが羨む名声を手に入れたスージーはさらに配信を続けるが…

    というこの作品


    ネタバレに対して非常に厳しいルールが設けられているので、

    ネタバレしないよう注意しつつ、

    いくつかのポイントに分け、その面白さを紐解いていきます。


    そして取り上げるもう一つの作品は、

    2022年公開の日本映画「神は見返りを求める」


    承認欲求とSNSという切り口から比較していきます。


    「#スージー・サーチ」をもう見たという方も、

    まだ見てない言う方も、お好きな時間にお好きな場所で是非。


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    23 分