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サマリー
あらすじ・解説
今回と次回は国際関係論の分野にフォーカスし、早稲田大学政治経済学術院の多湖淳教授をゲストに「国際政治を科学する。理論とデータで導く国際平和への処方箋」をテーマにお届けします。
最新の国際関係論の研究データは、世界中の研究者が自由にアクセスして検証できるようになっており、AI技術の活用で「来月、紛争が起こる確率」なども、天気予報のように予測が可能になりました。
再び起きる性格の強い紛争を学問の対象とし、違う立場の国や人々の間の協力関係を維持するための理論の確立を目指して。
2024年3月に刊行された著書『国際関係論』に注目しながら、国際関係論の最新の研究事情についてお話しを伺います。
書き起こしは、
https://www.waseda.jp/top/other/102664
からご覧ください。
ゲスト:多湖 淳
1976年生まれ。1999年東京大学教養学部卒業。2004年東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。2007年東京大学より博士(学術)取得。令和元年度日本学術振興会賞受賞。神戸大学大学院法学研究科教授、オスロ平和研究所グローバルフェローなどを経て、現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門は国際関係論。著書:『武力行使の政治学──単独と多角をめぐる国際政治とアメリカ国内政治』(千倉書房 2010年)、『戦争とは何か──国際政治学の挑戦』(中公新書 2020年)、『政治学の第一歩 新版』(有斐閣 2020年 共著)など。
ホスト:城谷 和代
研究戦略センター准教授。専門は研究推進、地球科学・環境科学。 2006年早稲田大学教育学部理学科地球科学専修卒業、2011年東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻博士課程修了博士(理学)、2011年産業技術総合研究所地質調査総合センター研究員、2015年神戸大学学術研究推進機構学術研究推進室(URA)特命講師、2023年4 月から現職。