『むらさき鯉 (半七捕物帳)』のカバーアート

むらさき鯉 (半七捕物帳)

半七捕物帳

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むらさき鯉 (半七捕物帳)

著者: 岡本 綺堂
ナレーター: 片岡 まゆみ
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このコンテンツについて

釣りは禁止の御留川で禁断のむらさき鯉を釣り上げたのに味をしめた藤吉は、今夜もまた出かけて行った。その留守に、怪しい女が訪ねてきて、その鯉を持ち去ってしまった。「ゆうべ釣って来たのは雄の鯉で、その雌が取り返しに来たんじゃあるめえかな」――その翌日、川に藤吉の死体があがった・・ 怪談めいた事件も両断!幕末の江戸を舞台に、岡っ引きの半七親分が大活躍!(C) ことのは出版 歴史小説
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おおっ、最初の話は…小泉八雲の話にありますね。鯉の旦那を返して貰うところまで。岡本綺堂も同様の時代の人。話をググッと広げたものでしょうか。ワクワクでした。
禁断の鯉を欲しがる様子…。実は流行りとなっていました。捕れば斬首の鶴の骨は大名や旗本屋敷の他、町の大型茶店跡からも出てきます。ある旗本屋敷からは2代将軍の時代に犬の腹に更に犬等を詰め込んで食べようとした様子の骨も。何の美味しいものか。ただ「やっては罰する」事をやりたかっただけ。表には出てこない。大学等の日本史でも明らかにならない事実です…が、当時を生きた人々が知っている事実でした。綺堂も当然知っていたことでしょう。
短編ですが、これを聴いた人の中に、文字に残された表ではなく、実際の江戸の生活にも触れてみようと思う人があれば救われます。

本当の江戸の人の様子も…

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