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  • イノセント・デイズ

  • 著者: 早見 和真
  • ナレーター: 石田 嘉代
  • 再生時間: 11 時間 47 分
  • 4.5 out of 5 stars (74件のカスタマーレビュー)

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イノセント・デイズ

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あらすじ・解説

「整形シンデレラ」とよばれた確定死刑囚、田中幸乃。その女が犯した最大の罪は、何だ?

殺されたのは三人だった。幸乃の元恋人だった男の妻とまだ一歳の双子の姉妹。なぜあの夜、火は放たれたのか? たったひとり幸乃の無実を信じ、最後まで味方であり続けようとする男。なぜ彼は、幸乃を信じることができるのか? すべてを知らされたときあなたは、真実を受け入れることができるだろうか? 衝撃指数極大値。圧倒的長編。
©早見和真/新潮社

イノセント・デイズに寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
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ナレーション
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
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ストーリー
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
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純粋、無垢、、、無罪

主人公の薄幸ぶりが、これでもかと畳みかけてくる。罪と罰、そして救いはあるのか、わずかな期待に急かされて、一気に聴ききった。ラストが少し残念だった。桜香る丘で平和だった少女時代を回想して欲しかった。

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  • 総合評価
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  • ストーリー
    5 out of 5 stars

疲れました。

感情移入し過ぎて疲れました。最後は「たのむー」と拝み倒して疲れました。末っ子気質の感情豊かな女の子が、成長と共に心が死んでいくなんて。辛いわー。誰のせい?!自虐のために周りを助長させてたんじゃないの?モヤモヤしながらも面白くて一気に聴きました。

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おめでとう

恐ろしいほどに希望がない中、最期に触れた女性の浮かんだ言葉が「おめでとう」。
そして、周囲の人々が終わりに何を思ったのか、明かされないまま迎えることで、なんとか自分を保てている。
素晴らしい作品でした。

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憤り

悲しくて辛い内容
終盤へ向けての大逆転の布石なんでしょ?
と思わされるが…
もう一度読みたいとは決して思えないが、間違いなく印象に残る作品だと思う。
著者の社会に対する憤りを感じさせる内容だと感じた。

特に女子中学生のスクールカースト内でのポジション取りの心理描写は秀逸。

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丁寧にかかれた作品です。

途中で飽きることなくじっくりと読めました。ミステリーなので詳しい説明は出来ませんが。

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    4 out of 5 stars

基本的には好きだけど

集中して聞けてなかったのか、誰にも感情移入できなくて、登場人物が途中離脱してるような気がしてあんまり入り込めなかった。

そのせいか、姉のようこさんがなんで登場したのかとか、母のひかるさんはめちゃいいママで、養父にも1度叩かれたけど根はいい人で祖母の選んだ土地がまずかったのか?イマイチ分からなかった。

もしかしてこの子自分のせいで?とか、幼い子たちがそこまで感じるのかなぁ。。

個人的に八月の母がかなり引き込まれて、そんな感じだと思ったから少し拍子抜け感があった。店長がバカすぎても聞いたけど、この作者はとても本が好きで本に助けられて生きてきたんだな、と常に感じる。

ナレーションもとても良かった。

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誰もが幸乃になる可能性がある人生

翔の無邪気な正義が痛々しい。
慎一の幸乃への想いが物語上の救いであった。

子供の頃はみんな同じだったはずなのに
ちょっとしたボタンの掛け違いが人の人生を大きく狂わせてしまう。
この物語の幸乃のようになってしまう可能性は誰にでもある。

明日交通事故で足が切断されて職場でイジメが始まったら?
人生なんてほんと紙一重だと思う。

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    5 out of 5 stars
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    5 out of 5 stars

最初と最後で主人公の印象が180度変わって面白い

この作者は笑える系の作品が得意なのかと思ってたけど、こんなに深い作品を書けるんだと感動した。

最後の最後まで楽しめました。

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辛い物語でした

期待を裏切る最後でした。でも色々と考えさせられる。悲しい物語りです。

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色々考えさせられる作品

映像作品を先に見ていて大体のあらすじは知っていた。女子中学生の学校でのカースト的関係性や、本当の気持ちとその特殊な「小さな社会」で生き残りたい気持ちがうまく描かれていると思った。主人公が裁判の前後でマスコミに始まり、世の中で貼られたレッテルのような彼女の負の足跡のひとつひとつが聴き進めるにつれ、それぞれの真実が紐解かれていく。丁寧ですぐれた作者の筆力に感謝。
彼女が生まれるまでの過程、そして彼女の母親の本当の姿、独りでは決してなかった幼少期。この時代が読んでいて救いだった。お祖母さん(厄病神)の所に行ってからが転機。 読者にとっては幸い、そこで主人公がどんな目にあったかは詳細は語られていないが。
一対一で彼女と関わった人が皆、それなりに彼女に肯定的な気持ちを持っていたのに、それぞれが、それぞれの生活する環境で人生の道を歩き進めるにあたり、彼女から受け取るけれど、与えない結果になり、現実的に踏み台(以上)にしてしまっている。
皆自分の人生を生きるのに一生懸命だからとはいえ….
何故、主人公がこんなに自分が得ることを主張しないで、人の罪まで背負いつづける心の人となったのか。
やはり生い立ちなのか。生きる欲、得る欲を潰されて来たのか。作中、頻繁に「私には貴方が必要なの(なんだ)」と主人公が言われるシーンがあるが、その言葉が呪文というか、主人公に刷り込まれた呪縛と言うか….
ナレーションは最初は「抑揚なしの一本調子?」と聴き続けられるかやや不安になったが、全くそんな事はなく、登場人物が次々に現れるにつれ、声色が変わり、少年期はそれらしく、お祖母さんやおじいさんはまたそれなりにと、話に引きこまれまさした。思わずこの声優さんのサーチをしてしまった。この作家さんの作品はこれが初めて。他の作品も読んでみたい。

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