『鼓動』のカバーアート

鼓動

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鼓動

著者: 葉真中 顕
ナレーター: 前田弘喜, 村上麻衣
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このコンテンツについて

ホームレスの老女が殺され燃やされた。犯人草鹿秀郎はもう18年も引きこもった生活を送っていた。彼は父親も刺し殺したと自供する。長年引きこもった果てに残酷な方法で二人を殺した男の人生にいったい何があったのか。事件を追う刑事、奥貫綾乃は、殺された老女に自分の未来を重ねる。私もこんなふうに死ぬのかもしれない――。刑事と犯人、二つの孤独な魂が交錯する。困難な時代に生の意味を問う、感動の社会派ミステリー。©2024 Hamanaka Aki (P)2025 Audible, Inc. 大衆小説 文芸小説
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最も関連性の高い  
ナレーションのお2人が素晴らしく、ストーリー展開も良く聞き応えがあってのめり込みました。

ただかなり内容が重くて、リアルなナレーションも相まって本で読むよりズドーンとしてきて自分も生活も鬱々してきたので途中ちょっと辛かったです。

重い話ですが最後は救いを感じられて後味が悪くなることがないです。

時代って残酷だと思いました。
今は生きづらい世の中と言われますが、少し昔に比べればまだマシになってるのかもしれない…考えさせられました。

人間は社会的な生き物

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ナレーションよし。時代の交差もストレスフリーで理解できた。
弱者の心をよく紐解いていると思った。
親を殺すのは親に心を殺された子の復讐だろうとおもう。

親を殺したくなる心境

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男の人の時代背景が自分にもリンクして、聴いていて楽しかったです。人とうまく接しられない所も似ていてそんな気持ちも持ってたなってシンクロしてました。絶望を奪ってはいけないって言葉を聴いて、そんな視点で物事を捉えた事がなかったので、とても新鮮で勉強になりました。絶望にも権利があるんですね。深いと思いました。

すごくよかったです。

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違う世界線の自分を見るようだった
運次第などと言えば無責任かもしれないが、努力ではどうにもならない人たちがいる
どうすればそんな人たちさえも孤立させずに社会を運営できるのか考えずにはいられない

同世代

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この小説の草鹿秀郎や奥貫綾乃刑事よりはひと回りくらい上だが、同じ時代を生きた者として彼らの生きにくさは自分自身もわかる。

「明日は今日よりも豊かになる」の崩壊

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くさかひでおという人の苦しみ
ただ弱かっただけ
少し逃るという選択をしたただけ
たったそれだけのはずが
長い引きこもりと苦しみになってしまった

わかるようなわからないような。
寄り添ってくれる人の必要性
自己責任という言葉の重さ
人間の弱さ
承認欲
求められたい気持ち
とても人間らしい気持ちが沢山で
親近感が湧き
これらの感情と共に物語をかきおえた
作者様に感銘を受けました。

素晴らしい作品だと思います。

くさかひでお

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サスペンスでもありヒューマンでもあり素晴らしい作品だと思いました。
読み進めずにはいられませんでした。

心に響いた

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これまでの50年の歴史を紐解く教科書みたいな側面も持つ作品。40代と70代には間違いなく刺さる作品。
この50年の社会課題がずらりと網羅され、そうだったそうだった、と思いながら聴いた。でも、
苦しい歴史ばかりが並べられているような気分になり、読み終えてもなお胸がざわついている。

登場人物に「あなたとは全く違う人生を歩んできた私だけど、あなたのことがわかりたい」と言わせている。そう、私だって違う人生を歩んできた一人なのだけど、同じ時代を生きるもの同士にわかる何かがあるのだろうか、私にもそれぞれの登場人物のことがわかる気がするし、もっとわかりたい、と思い、一気に聴き終えた。

ずっとザワザワ心がざらついた

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引きこもりの友人がいたので、彼もこんな感じだったのか?そして、自分もいつそうなるかわからんなーと。

一歩間違えれば我が身

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葉真中顕さんの本は本当に面白い。
秀郎と同級生の私は共感できる部分ありました。
人間ってこうやって引きこもりになっていくんだなあ…と。些細な一言の積み重ねで、人の人生を変えてしまう。言動には注意しようと思います。

最高でした!

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