『キリング・イヴ 1』のカバーアート

キリング・イヴ 1

コードネーム・ヴィラネル

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キリング・イヴ 1

著者: ルーク・ジェニングス, 細美 遙子
ナレーター: 山口 立花子
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このコンテンツについて

MI5の捜査官イヴ・ポラストリは、ある殺人事件の目撃者の証言から容疑者が女性だと知り、さらにここ最近起こった未解決の殺人事件がいずれも同じ犯人によるものなのではと疑っている。一方、暗殺者ヴィラネルはトゥエルヴと呼ばれる組織から次の任務を命じられる。ターゲットはロシア人の極右論者、場所はロンドン。追う者と追われる者の対決の行方は? ヴィラネルが暗殺者になるまでの過去も描かれるシリーズ第1作目。©Luke Jennings 2014, 2015, 2016 / Japanese Translation © 2023 U-NEXT (P)2023 Audible, Inc. 現代文学

キリング・イヴ 1に寄せられたリスナーの声

総合評価
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ナレーション
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ストーリー
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面白かった!

美しきサイコパス殺し屋のヴィラネルと、MI5の社畜でくたびれ気味のイヴ、二人のそれぞれの視点で描かれる諜報活動やアクションが面白く、景観やファッションの描写も美しくとても楽しめました。
中途半端なところで終わったので続きが配信されていて安心しました…1巻目ではほんの少しの接点しかなかった二人の関係がどう発展していくのか楽しみです。
ナレーションも綺麗な声で聴きやすく、ヴィラネルのセクシーなパートとイヴの疲れ切ったパートの演じ分けも見事でした。

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非常に冗長的

ストーリーにタネも仕掛けも無く、延々と新しいターゲットの出現と暗殺が繰り返される。その度に、人物像、武器の説明、その地域の背景や景色、風俗街の説明が似たりよったりで繰り返される。多くの人物の年格好や振る舞いなどの特調が類似していているし、バイセクシュアルの人物割合も多く、聴いていて判別しにくく、敵、味方、男、女、誰が誰と何をしていてもどうでも良くなってしまう。

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主人公がわからなくなる

1巻の半分くらいまで、イブが出てこないので、主人公の名前じゃなく象徴的なタイトルかと思いました。
といってヴィラネルも、男性の夢を具現化したようなキャラで、思い入れしにくいし、ギブアップしようかと思ったところで、イブ登場。
ヴィラネルとの生活感あふれるギャップに、魅力を感じるべきなのか?と首をかしげるくらい、イブの造形が作為的に感じました。
しかも一巻かけて事件が解決しない。主人公のキャラも適役より薄い。
これってアメリカドラマの脚本なのかな?文章はするするとテンポよく、頻出するブランド名以外の描写もわかりやすいので、さっさと読み進められます。

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