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ゼロからの『資本論』

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ゼロからの『資本論』

著者: 斎藤 幸平
ナレーター: 藤井 翔也
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このコンテンツについて

コミュニズムが不可能だなんて誰が言った?

はじめて『資本論』を開いた人は、あまりにその文章が硬いため、マルクスの真意を読み取れない――。この状況を一変させるのが本書である。鋭いマルクス解釈で世界を驚かせた俊英が、手稿研究で見出した「物質代謝」の観点から『資本論』のエッセンスを丁寧に解説。さらに、ソ連や中国とも異なる「脱成長コミュニズム」までを見通すのだ。

大好評でアンコール放送もされたNHK番組『100分de名著 カール・マルクス『資本論』』に大量加筆した、初学者にもスラスラ読み進められる究極の入門書!
本タイトルには付属資料・PDFが用意されています。ご購入後、PCサイトのライブラリー、またはアプリ上の「目次」からご確認ください。

©2023 Saito Kohei (P)2023 Audible, Inc.
経済学

ゼロからの『資本論』に寄せられたリスナーの声

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賃金奴隷

YouTubeでの養老孟司さんとの対談を観て、著書に興味を持ちました。話す際もとてもわかりやすかったですが、文章も本当に分かりやすい。この手の本は難し過ぎて、手が出しづらいのですが、とても分かりやすい言い回しや表現で理解しやすかったです。もっと経済や「資本論」について学ぼうと思いました。企業・搾取・労働など、考え始めると答えが見つかりませんが、自分の納得いく生き方や考え方を模索し続けるために、学びと読書をし続けていきます!

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分かりやすい

そういう社会を目指さないと我々人類の未来は暗いだろうと思った。

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資本主義を補完する思想

共産主義国家は、どこも貧しくて、軍事独裁国家であり、自由と民主主義がない。
ソ連崩壊があり、中国も資本主義を導入して
経済発展をした。とてもユートピアとは、程遠い。
資本主義の、欲望につきうごかされた経済発展に伴う経済格差、自然破壊、搾取など、
資本主義の負の側面を、説明し補う補完的な
思想と位置づけてもいいのではないか。

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持続可能な社会への変換

現行の社会制度では地球の将来が危ういことは、多くの人たちが感じていることだと思います。変化は必要だと思います。社会の諸問題を解決できる可能性がある社会の青写真については、やや具体性に乏しい印象です。さらに、その社会へ向かう方法論については「革命」という言葉がでてきてはいますが、社会変革の方法として、現在の状況では指示はされないのではないかと思います。斎藤幸平さんは、日本の将来を担う一人になるのかもしれませんが、変革が実験では支持されません。本に記載されている内容もより詳しく、また本に語られていないことで良い考えがあるのか、語って欲しいです。

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この視点は面白い。

マルクスの資本論は読むのも大変だし、理解するのも本当に時間や労力をつかう。
この視点の内容だとフラット感覚で偏見もなく資本論を受け入れられる。

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わかりやすかった!

カール・マルクスの方は到底読めなくて挫折したけど、こっちは聞いてて意味がわかって、とても嬉しかったです。

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あなたが何も持っていないから労働者になるしかないんです!

NHK『100分de名著』で資本論を取り上げていた時に斎藤幸平さんが解説してたし 番組でやってた内容と同じ事がこの本に書いてあるので、読んだらその時の番組の内容がわかる
人が労働者になるしかない理由は、自分が他には何も才能特技を持っていないから自分の労働力を売るしか無く、他人の都合に合わせて働くしかないので 今やってる仕事がどうしても合わない時は何があっても他の才能見つけないとそのままになってしまう

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難解、だけど面白い。資本論の入門書。

「知っておかないと損をしてしまう」そんな衝動に駆られる作品です。

資本主義がいかに残酷で、どうしようもない方向に向かっているか
資本家に搾取されないために、どうすればよいか
これからの世代のために、何をしていけばよいか

「資本論」に興味があるけど難しそう。という方におすすめな作品
難しくて読み進めるのに挫折しそうな方は、流し読みでも十分楽しめると思います。

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「資本論」をベースにした著者の思想で、それはそれで良かった

私は好きですが、メタ空想科学主義と批判する読者はいると思う。コミュニズムについては個人的には半信半疑ですが、ソ連解体以降、資本主義一辺倒になり、資本主義の横行して、格差が広がったのも事実。人類がどこまで行けるのか見たい気もするけど、地球を疲弊させてまで、ひいては破壊してまですることではないかなと、著者の方向性に同意します。

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コミュニズムって実現可能?

著書の理想とするコミュニズムの実現は、エネルギー資源が乏しく耕作面積の狭い日本で果たして可能なのだろうか? 脱成長等による生活レベルの低下、新たな権力構造による格差残存の可能性等、弊害が多いと思うのだが、本書にはこの辺の説明が乏しいのが残念。
世界の極一部の恵まれた地域、国ならばある程度の生活レベルを維持することができるのかも知れないが。
なお、文章は平易で分かり易く好感が持てる。

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