『ヘルンとセツ』のカバーアート

ヘルンとセツ

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ヘルンとセツ

著者: 田渕 久美子
ナレーター: 田渕久美子
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このコンテンツについて

小泉八雲とセツ。2人の奇跡の出会いが、異文化を乗り越え、『怪談』を生みだした。
ギリシア生まれのジャーナリスト、ラフカディオ・ハーンと上士の血を引くセツ。2人の宿縁の出会いと文学作品に結実するまでをドラマチックに描く。日本に憧れ東京に上陸したハーンは、英語教師として松江に赴任、誤解からヘルン先生と呼ばれるようになる。版籍奉還により生家は財産を失い、働く場も失ったセツは旅館に滞在中の異国人の女中として奉公する。はじめは会話にも不自由するが、ハーンの日本男性にはない優しさ、セツの武士の娘である毅然とした佇まいに互いに惹かれあうようになる。あるときセツの語る説話にハーンが高い関心を示した…。こうして奇跡的に出会った二人が愛を育み障害を乗り越え、『怪談』を世界に発表する。©2022 Tabuchi Kumiko (P)2024 Audible, Inc.
歴史小説

ヘルンとセツに寄せられたリスナーの声

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ナレーション
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ストーリー
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秋の朝ドラが楽しみ!

ハーンはアイラブユーも自由恋愛も知らないセツと恋に落ち、国の違いを乗り越え結婚し、日本人となる。
セツのどこまでもキリッとした武士の娘としての気高さ、またハーンの蛇に餌を与え庭に住むカエルを食べないように言い聞かせるなどとことん日本の自然や文化を愛おしく思う様子。セツの生家や養家の働かない情けない男たち。
セツは生家と養家6人の家族を1人で養わなければならずハーンの妾になることを決意する。
セツがハーンに夜な夜な語る怪談話などなど、、、
ナレーションが良い。セツの父上、母上、祖父、弟の語りが素晴らしい。と思ったらまさかの作者自らの語りでびっくりした。それも踏まえ面白どころ満載の一作。
牧野富太郎、南方熊楠よりずっとずっと好印象なジェントルマンだった。

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心が温かくなる

こんなに苦労して優しく強いセツさんとケルン先生。どうぞいつまでも幸せにと思わず祈ってしまうエピローグ。

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作者の思い入れがよく伝わりました

作品に聴けば聴くほど引き込まれる感覚で、最後まで一気に聴きました。
今は忘れてしまった日本人の美徳をヘルン先生に教えられた気がしました。
出雲大社にまた訪れたいし、小泉八雲の本も何十年ぶりかに読みたくなりました。

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小泉八雲は小学生の頃より身近でした

今回、改めて小泉八雲の日本への思入れが深かったのだな!と思いました。
ナレーションの出雲弁は時折?も有りましたが私が田舎に居た頃の比較的聞き良い出雲弁
本来なら明治の頃にはもっと訛りもきつくて何を言ってるのか伝わらない部分もあったかも
良くできた小説でした。

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時を超えて蘇る風景と心―ヘルンとセツの物語

本書を読みながら、40年前にNHKで放送されたジョージ・チャキリスと檀ふみ主演の『日本の面影』を思い出しました。霧に包まれた宍道湖の朝、木々に囲まれた出雲大社、松江の武家屋敷―あの映像で見た風景が、ページをめくるたびに鮮やかに蘇ります。令和7年秋の朝ドラでもヘルンとセツが描かれるとのことで、今からとても楽しみです。
また、本書を通じて思い出したのが、川越宗一『熱源』。リトアニア人の民族学者ピウスツキとアイヌの妻の物語で、失われゆく文化や伝統、西洋化・近代化の波の中での葛藤が描かれています。Audibleでも聴けるので、こちらもぜひおすすめしたい一冊です。

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ヘルン先生の日本姓が小泉八雲とつけられたこと

日本の歴史の転換期に翻弄していた人々の思いがわかりました。個人主義がはびこってしまっている現代。相手の立場を思いやる心が満ちあふれていた時代が羨ましくも思いました。松江から熊本に旅立つ時に見送りに来た人達を想像しながら涙が溢れて来ました。朝ドラ見るのが楽しみです。

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出雲の描写はよい

小泉八雲についてあまり知らなかったので、なんとなく読んでみることに。実話をどれくらいベースにしてるかは分かりませんが、雰囲気はつかめたので満足。すごく面白いかと言われると微妙かもしませんが、史実の人の小説って得てしてこういうものかなと思います。

ナレーションは少し聞きづらい印象。好みの問題かもしれませんが。

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思った以上の困難

著者は、島根県出身の有名な脚本家の方なんですね。島根のお国言葉が出てくるので、ご自身で朗読されているのだなと。

明治の初期、お雇い外国人がお妾さんを置くことは良く有っても、外国人が日本に帰化したり、日本人と結婚する事は前例が無い相当難しい事だったんだな、と知りました。

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