『ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは』のカバーアート

ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

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ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものは

著者: 福田 ますみ
ナレーター: 山口 由規乃
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このコンテンツについて

「差別はいけない」「弱者・少数者は社会によって守られるべきだ」「多様性を尊重しよう」……どれも正しく、当然のことだ。異論を言う人はまずいない。倫理的にも政治的にも正しいと言えるだろう。だが、一部にはポリティカル・コレクトネス(政治的正しさ=ポリコレ)を、恣意的に拡大解釈し、利用しようとする動きがある。「多様性を認めよ」と言いながら、自分が考える以外の一切の異論は認めず、モンスター的に追い詰める。ポリコレ先進国・アメリカでは、「キャンセルカルチャー」と称してかつての大統領の銅像を引き倒したり、「差別されてきた弱者だから、放火・暴行や略奪も許される」と主張する犯罪行為さえ激増。また、性的少数者をめぐるトラブルや、新しい差別も増加している。一方、日本では「お母さん食堂」が批判され、「肌色の色鉛筆」は消え去った。子どもたちは学校で「あだ名」をつけることも許されず、一部の伝統行事や文化も、過剰なポリコレにより消滅しかねない。少数者の権利を認め共生しようとするのでなく、少数者のためという名目で多数者を迫害しようとすることは、「機会の平等」でなく、「結果の平等」のみを求めること。そして、誰も幸せにならない「新たな不平等社会」を創造するだけなのではないのか。
多くのノンフィクション作品で高い評価を受けてきた著者が、忠実で丹念な取材力を基本に、過剰な「ポリコレ」の正体を明かし、警鐘を鳴らす。
公平と平等について改めて考えるための刺激的な1冊。©2021 Masumi Fukuda Published in Japan by HOJOSHA. (P)2024 Masumi Fukuda Published in Japan by HOJOSHA.
社会科学

ポリコレの正体 「多様性尊重」「言葉狩り」の先にあるものはに寄せられたリスナーの声

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著者の人間性が垣間見えて面白い

ポリコレの正体とはなんだろうとその言葉を聞くたびに思っていたので、こう考える人もいるんだな、程度に読む(聞く)と面白い。
どんな本にも言えることだが、この本に書いていること真実!と思ってはいけない。

話半分に聞いていたけど、著者がある純文学作家に意見されたことに腹を立て、わざわざ本著でその作家の作品の内容について言及しているあたり、人間性が透けて見え、あぁこの本は本気にしてはいけないな、と気付けた。

問題が発生しました。数分後にもう一度お試しください。

ありがとうございました。

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