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  • 悟浄出立

  • 著者: 万城目 学
  • ナレーター: 北斗 誓一
  • 再生時間: 6 時間 28 分
  • 4.5 out of 5 stars (37件のカスタマーレビュー)

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悟浄出立

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あらすじ・解説

俺はいつからこうも力なき傍観者となり果てたのか。

おまえを主人公にしてやろうか! 西遊記の悟浄、三国志の趙雲、史記の虞姫。歴史の脇役たちの最も強烈な〝一瞬〞を照らす五編。

おまえを主人公にしてやろうか! これこそ、万城目学がずっと描きたかった物語――。勇猛な悟空や向こう見ずの八戒の陰に隠れ、力なき傍観者となり果てた身を恥じる悟浄。ともに妖魔に捕えられた日、悟浄は「何も行動せず、何も発言せず」の自分を打ち破るかのように、長らく抱いてきた疑問を八戒に投げかけた……。中国古典の世界を縦横無尽に跳び、人生で最も強烈な“一瞬"を照らす五編。
※文字表記の演出による表現は、説明等を加えず本文そのままにて読み上げています

©万城目学/新潮社 (P)2024 Audible, Inc.

悟浄出立に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 4.5 out of 5 stars
  • 星5つ
    25
  • 星4つ
    8
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    3
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    1
  • 星1つ
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ナレーション
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ストーリー
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万城目学すげぇ 中島敦の再来、なんて言ったら持ち上げすぎだけどこれは本当にすごい

あまりに面白くて一気に聴き終えた作品でしたが、また聴きたくなるほどの魅力がありました。万城目学の物語は、力強さとユーモアが絶妙に交錯しており、彼独自の世界観が広がっています。中島敦を彷彿とさせる筆致がありながらも、万城目の個性がしっかりと刻まれている点が素晴らしい。

ナレーションも悪くはなく、耳に心地よいリズムで進んでいきますが、「けいか」がどんな漢字なのかがわからない点などで少し悩まされました。オーディオブックならではの課題かもしれませんが、何とか改善してほしいところです。

細かいダメ出しを挙げるなら、現代日本語の「真逆」や重複表現の「古来より」といった表現を中島敦が使うことはなかっただろうと思いますが、そのような些細なことを気にせずに楽しめるほど、文章もストーリーも魅力的です。

特に司馬遷の娘の語りの場面では、その斬新さに度肝を抜かれました。これだけでも聴く価値があり、万城目学の才能が存分に発揮された作品です。

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  • 総合評価
    5 out of 5 stars
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    5 out of 5 stars
  • ストーリー
    5 out of 5 stars

中島敦より宮城谷昌光かな(^ ^;

作者を伏せられて読んだら宮城谷先生の短編集かと思いました(^ ^; でも万城目先生はいつものおふざけなしでもいい作品書かれますね。「どう僕ってすごいでしょう!(^_-)-☆」って思ってるかな?
audibleさん中島敦先生の『悟浄出世』もあります。こっちも面白く、どちらかと言うとこっちの方が万城目ぽいかな?(*'▽')

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    5 out of 5 stars

中国史がもっと身近になった!!

面白く理解出来ました!有難う‼️三國志や西遊記や司馬遷 スケールの何と巨大なこと!!面白く読みました〜 有難う‼️美しい

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スピンオフ

スピンオフ作品のようでしたが元々の主人公の事も改めてその魅力を知る事にもなりました。

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    5 out of 5 stars

感銘を受けました。

他の万城目学さんのワクワクした本とは全く違っていました。
それぞれのお話に感銘を受けました。

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  • ナレーション
    3 out of 5 stars
  • ストーリー
    3 out of 5 stars

中国歴史もの

司馬遷の話がいちばんよかったです。著者の原典への思いいれはわかるのですが、この小説単体では、いまいちおもしろさがわからない作品が多かったです。虞妃の話は、司馬遼太郎の項羽と劉邦が好きすぎて、この設定はあまり好みではありませんでした。

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