源氏物語 第三十四帖 若菜 上
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ナレーター:
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岡崎 弥保
このコンテンツについて
『源氏物語』全五十四帖 与謝野晶子による現代語訳をすべて朗読し、
オーディオ化しました。
近代で最初に『源氏物語』を訳した与謝野晶子は、それぞれの帖の冒頭に、その 帖の内容をふまえた歌を一首詠んでいます。その晶子の歌もすべて収録しています。
源氏物語のあらすじ&ブログ
https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-10
第三十四帖 若菜 上 わかな じょう
光源氏 三九~四一歳
主な登場人物 女三の宮、紫の上、朧月夜
たちまちに知らぬ花さくおぼつかな
天よりこしをうたがはねども
朱雀院は病気をわずらい出家を考えていたが、残される娘の女三の宮(にょさんのみや)のことが気がかりであった。女三の宮にふさわしい縁組を考える朱雀院は思い悩んだ末、光源氏に託すのがよいと結論づけた。源氏は承諾しかねていたが、生来の好奇心が働き、女三の宮との縁組に応じてしまう。女三の宮の幼さに落胆した源氏は、紫の上のすばらしさを改めて認識するが、そのころ朧月夜(おぼろづきよ)とも再び関係を結ぶ。紫の上の苦悩は深まるばかりであった。
夕霧の友人柏木(かしわぎ)はいまだに女三の宮に恋慕していた。六条院で蹴鞠をしている折、女三の宮の飼っている猫の紐が引っかかって御簾が上がり、柏木は女三の宮の姿をしかと見てしまう。柏木はますます女三の宮への思いを募らせるのであった。©2022 PanRolling
源氏物語 第三十四帖 若菜 上に寄せられたリスナーの声
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