源氏物語 第四十九帖 宿木
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ナレーター:
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岡崎 弥保
このコンテンツについて
『源氏物語』全五十四帖 与謝野晶子による現代語訳をすべて朗読し、
オーディオ化しました。
近代で最初に『源氏物語』を訳した与謝野晶子は、それぞれの帖の冒頭に、その 帖の内容をふまえた歌を一首詠んでいます。その晶子の歌もすべて収録しています。
源氏物語のあらすじ&ブログ
https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha/blank-10
第四十九帖 宿木 やどりぎ
薫 二四~二六歳
匂宮 二五~二七歳
主な登場人物 中の君、浮舟
あふけなく大(おお)御(み)むすめをいにしへの 人に似よとも思ひけるかな
そのころ帝は母を亡くした娘の女二の宮(にょにのみや)の行く末を案じて、薫(かおる)との縁談を進める。夕霧(ゆうぎり)もいよいよ娘六の君(ろくのきみ)と匂宮(におうのみや)を結婚させるのだった。匂宮は六の君にうつつを抜かし、中の君(なかのきみ)の独り寝は多くなった。
悲嘆に暮れる中の君は薫に宇治行きを懇願するが叶えられない。薫は中の君に恋情を訴え迫るが、中の君が懐妊していることを知り、自制する。
匂宮は薫の移り香が中の君にあることから、二人の関係に疑念を抱く。思い悩んだ中の君は、大君に似ている異母妹浮舟(うきふね)がいることを薫に告げる。のちに中の君は男児を出産する。
一方、薫は女二の宮と結婚するが、ふとした折に浮舟を垣間見て、大君に似ている美しい姿に感動し、弁に仲介を頼むのだった。©2022 PanRolling
源氏物語 第四十九帖 宿木に寄せられたリスナーの声
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- 匿名
- 2022/11/25
何をやってる・・・
匂宮は新しい妻にうつつをぬかし、中の宮はほったらかしだす、薫は大君の面影を引きづって今さら人妻の中の宮に手を出そうとする・・・おまえたちは何をやってると言いたくなるが(笑)、人の心とは弱いものかもしれぬと思う。思い直してちゃんと反省するところは薫らしいし、匂宮がまた中の宮を大事にし出すのを見て安心するところもいい。
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