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私の個人主義
- ナレーター: 野口 晃
- 再生時間: 1 時間 28 分
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あらすじ・解説
<内容紹介>
「私の個人主義」は大正3年11月25日に学習院の学生に向けて講演された内容をまとめたものである。
前半部分では、教師として人を教える立場にありながら、大学で専門だったはずの英文学を本当の意味で理解出来ていなかったことに煩悶していた漱石が、英国への留学に至った話が語られる。
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知性あふれる文体と鋭い視点による、夏目漱石ならではの主張ともいえる講演録である。
<夏目漱石(なつめ・そうせき)>
日本の小説家、評論家、英文学者。森鴎外と並ぶ明治・大正時代の文豪である。1867年(慶応3)江戸牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)に生まれる。本名は夏目金之助。東京帝国大学英文科卒業後、東京高等師範学校、松山中学、熊本第五高等学校などの教師生活を経て、1900年、イギリスに留学。帰国後、第一高等学校、東京帝国大学の講師を務める。1905年、処女作『吾輩は猫である』を発表。翌年『坊っちゃん』『草枕』を発表。1907年、教職を辞し、朝日新聞社に入社。以後、朝日新聞に『虞美人草』『三四郎』『それから』『門』『彼岸過迄』『行人』『こころ』『道草』などを連載するが、1916年(大正5)12月9日、『明暗』の連載途中に胃潰瘍で永眠。享年50歳。
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明治期の文学者、夏目漱石の長編小説。
初出は「東京朝日新聞」「大阪朝日新聞」[1915(大正4)年]。完成された最後の作品。
健三という知識人の主人公は夫婦関係や養父母との金銭のからんだ葛藤から神経衰弱になる。金銭問題が片付いたあとも「世の中に片付くなんてものは殆んどありゃしない」と苦々しく言う。イギリス留学から帰国して「吾輩は猫である」を書くころまでの漱石自身の身辺に起こった出来事を題材としていることから、もっとも自伝的要素の強い作品といわれる。
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リアルな夫婦の距離感
- 投稿者: Kindle Customer 日付: 2024/03/12
著者: 夏目 漱石
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鴎外と漱石の見た東京
- 著者: 吉本 隆明
- ナレーター: 吉本 隆明
- 再生時間: 52 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
東京都文化振興会による雑誌「東京人」の創刊を記念したイベントでの講演。吉本隆明の前に篠山紀信氏、小林信彦氏による講演があった。
講演日時:1986年1月31日
主催:東京都文化振興会
場所:安田生命ホール
収載書誌:弓立社『吉本隆明全講演ライブ集 第10巻』(2005年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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彼岸過迄
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 窪田 涼子
- 再生時間: 12 時間 43 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
「敬太郎はそれほど験の見えないこの間からの運動と奔走に少し厭気が注して来た。元々頑丈にできた身体だから単に馳け歩くという労力だけなら大して苦にもなるまいとは自分でも承知しているが、思う事が引っ懸ったなり居据って動かなかったり、または引っ懸ろうとして手を出す途端にすぽりと外れたりする反間が度重なるに連れて、身体よりも頭の方がだんだん云う事を聞かなくなって来た。……」「三四郎」と「こころ」の間にかかれた漱石の日本近代小説としての技法の進化が見られる作品です。なにより、この鬱屈に胸をえぐれらるかたも多いのではないでしょうか。 (C)アイ文庫 「ことのは出版オーディオブック作品一覧はhttp://www.kotonoha.co.jpにて」
著者: 夏目 漱石
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行人
- 著者: 夏目 漱石
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 15 時間 7 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
「近代における自我の問題として人間交渉の姿に敏感・執拗・潔癖で あったこの作家の苦悩に真正面からとり組んだ作品であるばかりでなく、両性の 相剋の苦しみの面をも絶頂的に扱われた小説」宮本百合子『漱石の「行人」について』より
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贅沢な悩み
- 投稿者: kips 日付: 2023/09/21
著者: 夏目 漱石
私の個人主義に寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- すず
- 2023/10/02
夏目漱石のイメージが変わった
お札の顔になるほどの人なのでもっと頭の硬くて漢文思考の文豪、というイメージだったのだが、こんなにも柔軟で、今の若者に語っているかのような講義をする人なんて。と驚きました。
個人主義は自分だけに適用するのではなく、ちゃんと他人にも個人主義を認める。というところに共感がもてた。
ナレーションは滑舌は良く聞きやすかったが、時折気分がのってきて、「ふっ」と笑いながら語っているのは気になった。感情は不要だから、もっと淡々と読んで欲しかった。
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ナレーション
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ストーリー
- ss
- 2022/10/19
夏目漱石の個人主義
当時の時代背景、全体主義、国家主義的傾向が強い中で個として生きることの意義を解く。それは決して利己心で覆われたイデオロギーではなく、個の義務を果たした上で実現される自由を得るということ。
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ナレーション
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2022/10/28
説明の手本
何度も聞き直したい。こういう風に話ができたら楽しいだろうと思う。
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ナレーション
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ストーリー
- Kindleのお客様
- 2023/09/20
彼が実際に教壇でこれを話したという奇跡。
なんていなせな男なのか。
後世に続く私たちがきっと路頭に迷う日があるだろう、それの少しでも助けになったら自分は満足である。と語る彼だからこそ、数々の本物の文学が生まれたように思う。
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