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それから
- ナレーター: 西村 健志
- 再生時間: 10 時間 41 分
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あらすじ・解説
日本文学最高峰の純愛小説
<あらすじ>
長井代助は一軒家を構えて書生の門野を置き、父親の援助で高等遊民として、悠々自適の日々を送っていた。生家が事業で財を成したことに甘えて、代助は卒業後も職に就こうとせず、世間とは距離を置いて暮らしていた。そうした態度を父の得に咎められ、佐川という財閥の令嬢との結婚を勧められるが、代助にはその気がなく、生活態度も一向に改めようとはしない。そして、代助を「代さん」と呼んで憎からず思う兄嫁・梅子の愛情に甘えていた。
一方、代助の同窓生で親友の平岡は、大学を卒業してから銀行に就職し、上方の支店勤務となる。そんなとき、代助の同窓生で平岡と共通の知人だった菅沼が、大学卒業を目前にしてチフスにかかって亡くなり、後には北海道で困窮する父親と妹の三千代だけが残された。三千代を深く愛しながらも、拠る術のない三千代の前途を心配した代助は、銀行勤めの平岡との仲を取り持って、二人を夫婦にしたのだった。だが、三千代は子供の死をきっかけに体調を崩し、歩くこともままならないほどの身体になってしまう。
その後、部下による公金の使い込みに端を発して、平岡は辞職を余儀なくされてしまう。困り果てた平岡は、三千代と共に上京し、代助に就職の斡旋を頼む。三千代の前途を思って自分が身を引き、真面目な平岡に委ねることで三千代の幸せを信じていた代助だったが、その想いは儚くも裏切られる結果となってしまった。真意を家族に明かさず、独身を貫き続けることが三千代への償いだと信じていた代助にとって、このことは決して許せないことだった。
三千代の身を案ずる代助は、平岡の不在時に家を訪ねては、沈みがちな三千代の心を慰めていた。しかし代助は、三千代が苦しい生活を送りながら金策に腐心する一方で、それを顧みず芸者遊びにうつつを抜かす平岡に怒りを覚え、とうとう三千代に想いを伝えて一緒になろうとする……
夏目漱石
小説家・英文学者。本名金之助。1867年江戸牛込生まれ。東大卒。森鷗外と並ぶ近代文学の巨匠。1905年「我輩は猫である」を発表、一躍文壇に登場した。「坊つちやん」「草枕」などで人気作家の地位を築き、余裕派とよばれた。1907年東京朝日新聞に入社、「三四郎」「それから」「門」の中期三部作で心理的作風を示した。後期の代表作「心」「明暗」では苦悩する近代人を描き、則天去私を志向した。
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20年来の積ん読をやっと消化できました!
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<内容紹介…
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三十歳の会社員である津田由雄は、会社の上司である吉川夫婦の仲人でお延を娶る。まだ結婚して半年程であるが、二人の夫婦仲はどこかぎこちないものであった。
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著者: 夏目 漱石
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コイン制度
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名作と言われながら読んだことなかった
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ストーリー
【解説】「永日小品」は、漱石の日常生活を描いた随筆風のもの、あるいは青少年時代の追憶や英国留学時代の回想など、多彩な25の作品群から成っている。いずれの小品も、自由な語り口で、深い情感を湛えている。 【朗読】wis ※透明感と落ち着きのある声で親しまれている女性朗読家です。
著者: 夏目 漱石
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青春としての漱石-「坊ちゃん」『虞美人草』『三四郎』
- 著者: 吉本 隆明
- ナレーター: 吉本 隆明
- 再生時間: 2 時間 59 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
第59回紀伊國屋セミナーとして行われた。この講演を収録した『夏目漱石を読む』は第二回小林秀雄賞を受賞。
講演日時:1992年10月11日
主催:紀伊國屋書店 協賛・筑摩書房
場所:新宿・紀伊國屋ホール
収載書誌:筑摩書房『夏目漱石を読む』(2002年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
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浮雲
- 著者: 二葉亭四迷
- ナレーター: 大島 昭彦
- 再生時間: 6 時間 10 分
- 完全版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
話し言葉で文章表現をする言文一致体で書かれた最初の作品。近代日本文学の先駆けとなった。内海文三は、官職につき、東京の叔母の元へ寄宿していたが、従妹のお勢に恋心を抱くようになった。
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うじうじ感がすごい
- 投稿者: tkhsh 日付: 2023/10/18
著者: 二葉亭四迷
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不安な漱石-「門」「彼岸過迄」「行人」
- 著者: 吉本 隆明
- ナレーター: 吉本 隆明
- 再生時間: 3 時間 17 分
- オリジナル版
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
※可能な限り音質向上を試みましたが、本作には聴きづらい箇所がございます。音源の歴史的価値を考慮して配信しておりますこと、予めご了承ください。
夏目漱石講演の 最終章ともいえる講演。 講演日時:1993年2月7日 主催:紀伊國屋書店 協賛・筑摩書房 場所:新宿・紀伊國屋ホール 収載書誌:筑摩書房『夏目漱石を読む』(2002年)
(毎月第4水曜配信予定、全183巻)
著者: 吉本 隆明
それからに寄せられたリスナーの声
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総合評価
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ナレーション
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ストーリー
- kips
- 2023/12/10
暇と退屈
今まで読んだ漱石作品の中で一番おもしろかったです。
國分功一郎さんの、暇と退屈の倫理学を思い出しました。
暇、自由時間の豊かな使い方を、漱石は知っている人だったんだなと思いました。
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ストーリー
- Amazon カスタマー
- 2024/04/07
今に、あらためて新鮮
夏目漱石。
こんなにも有名で何度となく読む機会を与えられていた筈なのに…
57歳にして初めてオーディブルしました。^ ^
「こころ」と「それから」を続けて聴きました。
若き時期の青年の苦悩。
聴き終えて、
そして結末はどうだったのか、
読み手に任せられている。
この物語に触れて、その登場人物のそれぞれから何を感じて、重ねて、何を学ぶのか。
こちらに託されてる。
私は、今、学生生活を終えて、これからの生き方に思案している息子と重なりました。
そして、親の自分が生きて知り得る景色の中の善し悪しに息子を納めようとしていることに反省しました。
また、時代が変わったと、コロナ以降特に誰もが口にしますが、
その実、若者の内面、本来の純な部分、それゆえの苦悩は、
何も変わってないのではと思いました。
今こそ、あらためて新鮮に夏目漱石に触れることで、簡単に流行に流されない自己を創っていけるのでは…と真面目に思いました。
私はもっと、
オーディブルし続けます。^ ^
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ストーリー
複雑な気持ち
夏目漱石の小説には、愛している女性を友達に譲ってしまう話が出てくる。こころの原点かな?
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ストーリー
- 斎藤道三郎
- 2024/01/24
熟語が聞き取りづらい
作品自体に文句はありませんが、読み手が問題で、会話はえらくはりきっているんですけど、地の文をすまして文語調の文をスラスラ読むものだから「今なんて言った?」という時が複数回ありました。うまく読むのでなく、語りとしてちゃんと語ってほしいかと思います。「吾輩は猫である」の方が聞き取りやすかった。
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