『高橋御山人の百社巡礼/其之六拾八 京都へ遷された壱岐や大隅の月の神』のカバーアート

高橋御山人の百社巡礼/其之六拾八 京都へ遷された壱岐や大隅の月の神

数少ない月の神を祀る有力な神社が京都に二社 そのルーツは壱岐や大隅にあった

プレビューの再生

Audible会員プラン 無料体験

30日間の無料体験を試す
会員は、20万以上の対象作品が聴き放題
アプリならオフライン再生可能
プロの声優や俳優の朗読も楽しめる
Audibleでしか聴けない本やポッドキャストも多数
無料体験終了後は月会費1,500円。いつでも退会できます

高橋御山人の百社巡礼/其之六拾八 京都へ遷された壱岐や大隅の月の神

著者: 高橋 御山人
ナレーター: 高橋 御山人, 盛池 雄峰
30日間の無料体験を試す

無料体験終了後は月額¥1,500。いつでも退会できます。

¥1,000 で購入

¥1,000 で購入

注文を確定する
下4桁がのクレジットカードで支払う
ボタンを押すと、Audibleの利用規約およびAmazonのプライバシー規約同意したものとみなされます。支払方法および返品等についてはこちら
キャンセル

このコンテンツについて

天照大神、スサノオノミコトとともに「三貴子」の一柱でありながら、神話上の事績が乏しく、祭神とする神社も少ない月の神・月読尊。その数少ない中でも有力な神社が、京都に二つある。一つは京都市西京区の月読神社で、現在は近隣の松尾大社の摂社である。この神社の由来は日本書紀にあり、任那への使者に神託が下りて祀る場所を求めた為、朝廷が現在地付近を奉ったという。その祭祀は壱岐氏によって行われたが、壱岐氏は九州と朝鮮半島の間の対馬海峡に浮かぶ壱岐島を出自とする氏族で、海人であった。そのため、この月読神社には、内陸であるにも関わらず、今も船に関わる神事が伝わる。そして、壱岐島にも月読神社があり、ここから京都に勧請されたものと見られている。今一つは、京都府南部の京田辺市大住(おおすみ)の月読神社である。こちらは南九州のまつろわぬ民・隼人が、朝廷に従属した後、当地に移住して来た際に、彼らの神を移したものとされ、大住という地名も、彼らの故郷である鹿児島の大隅に由来するという。彼らが伝えた隼人舞は、能のルーツの一つともなった。その隼人舞は一時途絶えたが、大隅一宮・鹿児島神宮に伝わる隼人舞を元に復元された。鹿児島神宮周辺は隼人が朝廷と戦った激戦地で、彼らを弔ったという隼人塚もある。なぜか神社に祀られることの少ない、月の神の謎を解く(カバー画像イラストは日本神話と邪馬台国を題材とする小説「ラスト・シャーマン」の著者・長緒鬼無里氏による。同作品には高橋御山人の解説も所収)。(C)高橋御山人2016 旅行記・解説

高橋御山人の百社巡礼/其之六拾八 京都へ遷された壱岐や大隅の月の神に寄せられたリスナーの声

総合評価
  • 1 out of 5 stars
  • 星5つ
    0
  • 星4つ
    0
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    1
ナレーション
  • 1 out of 5 stars
  • 星5つ
    0
  • 星4つ
    0
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    1
ストーリー
  • 1 out of 5 stars
  • 星5つ
    0
  • 星4つ
    0
  • 星3つ
    0
  • 星2つ
    0
  • 星1つ
    1

カスタマーレビュー:以下のタブを選択することで、他のサイトのレビューをご覧になれます。