『高橋御山人の百社巡礼/其之十四 青森・東北町 まつろわぬ象徴 「日本中央碑」』のカバーアート

高橋御山人の百社巡礼/其之十四 青森・東北町 まつろわぬ象徴 「日本中央碑」

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高橋御山人の百社巡礼/其之十四 青森・東北町 まつろわぬ象徴 「日本中央碑」

著者: 高橋 御山人
ナレーター: 高橋 御山人
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このコンテンツについて

本州の北端近く、下北半島の付け根近くに位置する、青森県東北町。 ここには県内最古級の歴史を誇る、千曳(ちびき)神社がひっそりと鎮座する。 日本神話には「千曳の岩」というものが登場する。死した妻・イザナミを求め、 冥界へ下った夫・イザナギが、醜く変わり果てた妻から逃げて、 怒り追って来た妻を足止めする為、この世とあの世の境界に置いた岩である。 即ち、「魔」を入り込ませぬ為の境界防衛の岩であり、「塞の神」「道祖神」として、 村落の入口などを守る神として崇められた。千曳神社の神格も同様である。 ただし、この北辺の地にあっては、単なる村落の防衛が目的ではなかった。 ここは朝廷の勢力が辛うじて及ぶか及ばないかという地域であり、 蝦夷(えみし)を「魔」として、「魔」を祓い、朝廷を守る目的があった。 ゆえに、神社の創建は、征夷大将軍・坂上田村麻呂によるとされる。 そして、坂上田村麻呂がこの地に来て、「日本中央」と岩に刻んだという、 奇妙な伝説が、平安時代に生まれ、都の貴族らの歌に詠まれた。 その岩が、千曳神社の社殿の下に埋められていたというが、いつしか行方不明となる。 明治天皇の行幸時、政府の命令により捜索されるも見つからなかったその岩は、 戦後になってから、偶然発見され、今は近くの施設にて保存されている。 なぜ当時「日本の外れ」であったこの地で、「日本中央」と岩に刻まれたのか?「日本」は「ひのもと」と読んで、朝廷に従わない「まつろわぬ民」の国を指し、 それが元は千島列島をも含んだ日本全土であって、その中心がここだからだ、という。 この辺りには、戦前、神学者がヘブライ語で解釈した「ナニャドヤラ」の唄が伝わり、 「キリストの墓」がある戸来(へらい)にも近い。その近くの迷ヶ平(まよがたい)は、 「エデンの園」だと騒がれ、十和田湖には五万年程前に「世界首都」があったという…… 壮大にも「東北」を町名に頂き、「日本中央」を誇るのみならず、キリスト、エデン、 「世界の中央」をも誇る(?)「まつろわぬ」青森のミステリーを探る!語り:高橋御山人 聞き役:盛池雄峰2014 リブラ・エージェンシー 旅行記・解説

高橋御山人の百社巡礼/其之十四 青森・東北町 まつろわぬ象徴 「日本中央碑」に寄せられたリスナーの声

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